タイ・バンコクで日本の有名ラーメン店「一蘭」のコピーではないかと話題のAラーメンですが、2021年にMRTタイランドカルチャーセンター駅近くにあるザ ストリート店に訪れたところ、注文方法が変更になっていたのでご紹介します。
Aラーメン(A Ramen)ですが、日本の一蘭とほぼ同じ仕組みで、とんこつラーメンに秘伝のたれ、隣との席の間に間仕切りがされており、さらに、テーブルには押しボタンで店員を呼ぶスタイルと完全コピーと呼べる店舗形態となっています。
Aラーメンの場所
- Aラーメン店舗
- ラマ9店(本店)
- ラックラバン店
- バンナー店
- ラチャヨーティン店
- ザ ストリート店
- サームヤーンミトロタウン店
- ナンリンチー(ラマ3)店
最初は、ラマ9通りの本店のみでしたが、店舗拡大を図ってからあっという間に7店舗まで増えています。
Aラーメンの注文方法
まず、初めにAラーメン・ザ ストリート店の場合という事をご承知ください。他店舗は、確認が取れていませんので旧バージョンと同じ可能性があります。
旧バージョンの注文方法は、
- 店に入ります
- カウンターで食券カードを買います(300~500バーツで良いと思います。後から余った分は返金されます。)
- 席に案内されます
- 席の横にある注文紙でラーメンの固さやトッピングを記入します(〇をつけていくだけです。店が混んでいる場合は、席に案内される前に注文紙を渡される場合もあります)
- テーブルにある赤いボタンを押して店員を呼びます
- 店員に注文紙と食券カードを渡します
- 替玉をする場合は、席に備え付けられている注文用紙に記入して赤いボタンを押し、注文紙と食券カードを店員に渡します
- 食べ終わったら食券カードを店員に渡して差額を返金してもらいます
それが、なんとタッチパネルマシーンが登場しました。
左側が店で食べる、右側がお持ち帰りです(日本語で書いてあります)。
どちらかを選択して、ラーメンを選びます(ラーメンメニューも日本語で書いてあります)。
好きなラーメンを選択すると(オリジナルラーメンで良いと思います)下からレシートが出てきます。
そのレシートをカウンターに持って行って、料金を支払います(タッチパネルでは料金の支払いはできません)。
何の意味があるのかわからないタッチパネルですが、カウンターで料金を支払った後は、席について、赤いボタンで店員を呼びます(あとは同じです)。
さて、Aラーメンの登場です。
管理人は、3か所のAラーメン(本店、ザ ストリート、バンナー)で食べたことがありますが、ザ ストリートがいつ行っても一番まともです。(他店舗は、たまにスープが生臭い場合があります。)
最初に出されたラーメンの麺は少なめです。また、チャーシューが固い(少し)厚切りタイプになりました。そして、替え玉は少し多めに提供されます。替え玉をしたい方は、また、外に出てタッチパネルからレシートを出し、カウンターで支払うか、最初からラーメンと替玉を先払いしておくのが良いかと思います。
そう、まさしく、面倒なシステムです。
また、席に備え付けられている注文用紙がタイ語だけになってしまいました(前は英語表記がありました)。なので、タイ語が読める方は、席に備え付けられている注文用紙で注文できますが、読めない方は来るなということでしょうか。。。
外国人のお客さんが減ってしまったことを如実に表していますね。
Aラーメンの注文用紙
タイ語で書かれた注文用紙でラーメンのトッピングを指示します。
英語を付けても用紙の値段は変わらないだろうに、なんでこんなことをするのかな~と思いながらも、用紙に書かれたタイ語の説明をしていきます。
上記の写真に翻訳していますが、上から順に
- 麺の固さ
- チャーシューの種類
- ネギの種類
- にんにく(ガーリック)の量
- 辛さの調節
- 味の濃さ(ケム)の調節
- スープの油の調節
ができるようになっています。
麺の固さは後から説明しますが、チャーシュー、ネギ、にんにくの一番左の〇は入れない(マイサイ)を意味します。
入れる場合は、一番左側の〇以外を適当に選択します。(どれを選択してもさほど変わりありません)
チャーシューは、脂身が多いか少ないか、ネギは青か白か両方か、ガーリックは1杯・2杯などです。
辛さ、味の濃さ、スープの油は左側が少なく、右に行くにつれ多くなります。
〇に✔を付けて食券機で購入した食券と一緒に注文用紙を渡します。
さて、肝心の麺の固さですが、替え玉をする際も記入もしくは口頭で伝えなくてはいけないので一番最後に記入しました。
左から順に
- ヌムマーク(とても柔らかい)
- ヌム(柔らかい)
- ポカティー(普通)
- ケン(固い)
- ケンマーク(とても固い)
です。
どこの麺屋さんでも使える単語ですので覚えておいて損はありません。
以上、Aラーメンの注文変更についてでした。