バンコクBTS(スカイトレイン)は、バンコク市内を走る高架電車です。
日本では、電車に乗る時は、切符を購入したり、SUICA等のICカードを使用します。
バンコクのBTSでは、全ての乗車券がICカードタイプですが、乗車回数等によってはお得になるカードも販売されています。
今回は、バンコクBTSの乗車券・乗車カードの種類と買い方・注意点を紹介します。
シングルジャーニーカード
バンコクBTSで普通の乗車券は、この「シングルジャーニーカード」になります。
シングルジャーニーカードは、再利用型のICカードで、改札から入場するときは「改札口にタッチ」して入り、改札から出るときは「改札口に挿入」して出ます。
シングルジャーニーカードは、改札口前に設置されている券売機で購入します。
シングルジャーニーカードの注意点
- シングルジャーニーカードは、当日券になります。購入した当日のみ使用することが出来ます。
- BTS改札を入場してから、120分以内に退場する必要があります。
ラビットカード
バンコクBTSのラビットカードは、チャージ式のICカードになります。
ラビットカードは、「一般向け」「学生向け」「高齢者向け」の3種類のカードがありますが、私たち外国人観光客が購入できるのは、adultと表示された「一般向け」カードになります。
ラビットカードは、バンコクBTS各駅の改札口横にある窓口で購入することができます(券売機で購入することはできません)。
ラビットカードは、ICカードに個人情報を登録するために「パスポート」もしくはそれに準じる「IDカード(タイの免許証等)」の提示が必要になります。これは、購入時だけでなくカードに入金(チャージ)する際も必要となります。
ラビットカードは200バーツで、100バーツの発行手数料と100バーツが入金(チャージ)された状態で購入することが出来ます。
また、ラビットカードに入金(チャージ)する際は、各駅にある窓口で「トップアップ〇〇バーツ」と言ってお金とラビットカードとパスポートを手渡すとチャージしてもらえます。
ラビットカードは、券売機で乗車券(シングルカード)を買うために並ぶ必要がなくなることと、ポイントがたまる事、1バーツの乗車運賃割引を受けられる等のメリットがありますが、頻繁にBTSを利用するタイ滞在者向けのカードで、私たち旅行者にはあまり大きなメリットはないと感じます(お土産でカードが欲しい場合は購入しましょう)。
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ラビットカードの注意点
- ラビットカードを購入、もしくは入金(チャージ)する場合は、「身分証明書(パスポート等)」の提示が必要になります。
- BTS改札を入場してから、120分以内に退場する必要があります。
1日券(ワンデイパス)
バンコクBTSでは、1日券(ワンデイパス)を購入することが出来ます。
1日券は、ラビットカードと同様に改札横の窓口で購入することができます。
バンコクBTS1日券は、1日限りの使い捨てチケットなので、パスポート等の身分証明書の提示は必要ありません。
バンコクBTS1日券は、150バーツなので3往復もしくは、少し距離のある場所なら2往復でも元を回収することが出来ます。
アクティブに旅行を楽しみたい方にとっては、おすすめのカードになります。
※バンコクBTS料金表
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1日券(ワンデイパス)の注意点
- BTS改札を入場してから、120分以内に退場する必要があります(1回の乗車につき)。
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