カオマンガイは、鶏の出汁(エキス)とともに炊きあげられたご飯の上に、茹でた鶏肉もしくは揚げた鶏肉をのせたご飯で、ピリ辛のソースと一緒に食べるチキンライスです。
タイのカオマンガイ屋さんはどこで食べてもハズレがほとんどなくおいしいのですが、その中でも特におすすめしたいカオマンガイ屋さんを紹介します。
目次
バンコクでおすすめのカオマンガイ屋さん6選
- カオマンガイトーンチェワー(BTSビクトリーモニュメント駅)
- モンコンワッタナー(BTSセナニコム駅)
- ジェーウアン(BTSセナニコム駅)
- ピンクのカオマンガイ(BTSチットロム駅)
- 緑のカオマンガイ(BTSチットロム駅)
- ジュブジュブカオマンガイ(BTSアーリー駅)
カオマンガイトーンジェワー ข้าวมันไก่ตอนเจ๊วา
カオマンガイトーンジェワーは、日本人好みのタレ(ナムチム)がおいしいカオマンガイです。
鶏肉は、どの店も変わりがないと思いますが、ライスにしっかり鶏のエキスが加わっており、タレも程よい辛さが食欲をかきたてます。
そして、どの店もほとんどおいしくないスープですが、この店のスープは本当においしい!!
完璧のコンビネーションは、期待して行っても期待を裏切らない事間違いなしです!!(45バーツ)
(値段が高ければおいしいのは当たり前なので、あくまでもローカル価格での比較です)
カオマンガイトーンチェワーへの行き方
カオマンガイトーンチェワーは、BTSビクトリーモニュメント駅から徒歩約5分くらいの場所にあります。
BTSビクトリーモニュメント駅の3・4番出口方面からに出ます。
ビクトリーモニュメントは、戦勝記念塔を囲むようにスカイウォークになっています。
左側に戦勝記念塔を眺めながら、スカイウォークを右側に進んでいきます。
ビクトリーモニュメントから東に向かう道路を通過した階段を下りていきます。
階段を下りたところにある店がカオマンガイトーンチェワーです。
入口で注文しても良いし、席に座って店員に注文してもどちらでも大丈夫です。
モンコンワッタナー มงคลวัฒนา
モンコンワッタナーは、バンコク郊外(BTSセナニコム駅)にあり、交通の便はよくありませんが、バンコクで一番おいしいカオマンガイ屋だと思います。ライス、鶏肉、タレの全てにおいて満足できるお店です。
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ジェーウアン เจ๊อ้วน
ジェーウアンは、モンコンワッタナーと同じBTSセナニコム駅近くにあるカオマンガイ屋さんです。
レストランで24時間営業という珍しいお店です。
デリバリーの配達員がひっきりなしに訪れており、タイ人からの評価がとても高い人気店です。
カオマンガイ自体は、特に印象に残るものはなく普通のカオマンガイです。
刻みにんにくがたっぷり入った甘めのタレとスウィートチリソース(ナムチムガイ)の2種類が特徴です。
また、ルアットムー(豚の血のゼリー)は、臭みがなく(味も全くない)食べることができます。
ピンクのカオマンガイ โกอ่าง
バンコクには、赤いき〇ねと緑のた〇きならぬ、ピンクと緑のカオマンガイ屋さんがあります。
このピンクと緑のカオマンガイ屋さんは、プラトゥーナムという立地の良さも相まって、バンコクでおそらく最も有名なカオマンガイ屋さんです。
ピンクと緑の2種類のカオマンガイ屋さんがありますが、特にピンクのカオマンガイ屋さんの人気が高く、昼ご飯時間を中心に、外に行列ができる時間帯もあります。
ピンクのカオマンガイの感想は、ご飯がふっくらしていて炊き方が非常に上手だと感じました。
ソースは、唐辛子とぶつ切りのニンニクがゴロっと入っており、辛すぎずだけどちょっとパンチが足りない味です。
但し、辛口コメントをさせてもらうと、ご飯の味が上品すぎて物足りないと感じる方もいるのではないでしょうか。
そして、鶏肉からちょっと独特のにおいが。。。
スープは、どこのカオマンガイ屋さんでもおいしいスープはほとんどありませんので、期待しないほうが良いでしょう(タイ人もスープを完飲する人はほとんどいません)。(40バーツ)
緑のカオマンガイ ก่วงเฮงไก่ตอน
緑のカオマンガイは、ピンクのカオマンガイ屋さんの近くにある店舗で、ピンクのカオマンガイ屋さんに比べてお客さんが少なくほぼ並ばなくても入れるでしょう。
では、緑のカオマンガイはピンクのカオマンガイに比べておいしくないのか?というとそんなことはありません。
個人的には、鶏肉に皮が残っていてボリュームジューシー感のある緑の方が良かったです。
ソースは、ピンクに比べてニンニクが少なめ、スープはピンクとほぼ同じでした。(50バーツ)
おそらくですが、緑の店舗に客が少ないのは店員の態度が悪いからではないでしょうか?
客が少ないからか、店員が暇そうにテーブルに座っていたり、ある男の店員は、店舗前で座ってスマホゲームをしていました。。。
正直な感想は、ピンクや緑のカオマンガイよりも、スーパーやデパートに入っているフードコートのカオマンガイの方がおいしい場合が多いと思います。数年~十数年前のフードコートといえば、ちょっと薄暗く、テーブルにハエが飛んでいるのが普通でしたが、近年大幅に改築されており、明るく清潔な場所に変わっています(数年前にもタイに来られた方ならイメージがわかると思います)。
フードコートと同じ値段でクオリティーに差をつけるのは正直難しいのではないかと思っています。
せっかくタイに来られたので、プラトゥーナム周辺に宿泊されている方は、「ピンク」か「緑」(まずは人気のあるピンクから)で食べてみて、数日間滞在される方なら、ビッグCやロータス、その他デパートにあるフードコートと食べ比べてみてはいかがでしょうか?
ピンクと緑のカオマンガイ屋さんは、BTSチットロム駅とARL(エアポートレイルリンク)ラチャプラロップ駅のほぼ中間にある交差点の南東側にあります。
カオマンガイ番外編
ジュブジュブカオマンガイは、YOUTUBEやブログなどで多くの方が紹介しているので、日本人にとってはバンコクで1・2位を争うくらい有名なカオマンガイ屋さんです。
紹介しているのは、この4種類の味が楽しめるカオマンガイです。
それぞれ、「茹でチキン」、「揚げチキン」、「辛い揚げチキン」、「てりやきチキン」の4種類です。
はっきりいいます。まずくて2度と行かない!!
YOUTUBEやブログで紹介しているところがおいしいとは限りません。
「茹でチキン」はどの店も変わりません。
問題は他の所です。
「揚げチキン」はサイズを小さくしているからなのか、ほぼコロモです。
「辛い揚げチキン」は、タイのKFCで売っているあの辛いチキンの味です(食べたことがある方なら感想はわかるはずです)。
「てりやきチキン」は、照り焼きのたれが塗ってあるだけです。
そして何より、ライス(チキンライス)のクオリティーが低い!!(スープもまずい)
このお店に恨みはありませんが、このお店は酷評に値します。
この店をおいしいとか言っているブログやYOUTUBEを見かけたら、それらは全ての店をおいしいと言っていると思って間違いないでしょう(実際、客もそんなにいないし)。
この店のカオマンガイは、インスタなどのSNS用の写真を撮るだけで十分です。(100バーツ)
ジュブジュブカオマンガイへの行き方
ジュブジュブカオマンガイは、BTSアーリー駅から徒歩約2分くらいの場所にあります。
BTSアーリー3番出口を出て左側の階段を下ります。
階段を下りてすぐの所にある写真の建物の右側の通路に屋台が並んでいます。
屋台が並んでいるちょうど中間くらいにジュブジュブカオマンガイがあります。
日本語で看板が書いてありますので安心です。
カオマンガイの注文方法
カオマンガイを注文する際は下記3つのタイ語を覚えておけば大丈夫です。
- ข้าวมันไก่ต้ม:カオマンガイトム(茹でチキン)
- ข้าวมันไก่ทอด:カオマンガイトート(揚げチキン)
- ข้าวมันไก่ผสม:カオマンガイパソム(茹でチキンと揚げチキンの2種類乗せ)
写真は、カオマンガイパソムです。
2種類の鶏肉を1つの皿にのせるという意味で:2อย่าง1จาน(ソーンヤーンヌンチャーン)という言い方もできます。
ジュブジュブカオマンガイの4種類の鶏肉をのせる場合は、4อย่าง1จาน(シーヤーンヌンチャーン)と注文しましょう。(日本人慣れしてるので4本指立てておけば大丈夫だと思いますが)
カオマンガイの相場ですが、「カオマンガイトム」もしくは「カオマンガイトート」は約40バーツ、カオマンガイパソムはプラス10~15バーツ(50~55バーツ)くらいをイメージしておけば大丈夫です。