バンコクでおすすめのモーファイ鍋の店「ミーおじさんの牛肉煮込み麺」について紹介します。
「ミーおじさんの牛肉煮込み麺」は、タイ語で「ก๋วยเตี๋ยวเนื้อตุ๋นนายหมี:クワイティアオ・ヌアトム・ナーイミー」と言い、日本語訳すると「ミーおじさんの牛肉煮込み麺」になります。
バンコクでおすすめできるモーファイ店は2か所あり、「ミーおじさんの牛肉煮込み麺」と「ヘンチュンセン」になります。
この2か所はグーグルマップで1,000件以上の口コミがあり、どちらも「4.4評価」となっています。
「ヘンチュンセン」はクロントーイにあり、バンコク市内中心部からアクセスしやすいので、いつ行っても「持ち帰りでさえ」30分待ちは覚悟が必要です(アクセスが良いというのは、「車やバイクを持っている人にとって」という意味で、公共交通機関で行く人にとってはアクセスはよくありません)。
タイ語の予約に慣れている方は、予め電話で注文して30分後に行くと受け取る事ができる仕組みが整っています。
※後から知ったのですが、ヘンチュンセンには支店があるそうです。支店はMRTクロントーイ駅から徒歩圏内で、空いているみたいです。
一方で、「ミーおじさんの牛肉煮込み麺」は「ソイラーサーン(スクンビット105)」にあり、バンコク市内中心部から少し離れているため、また、店も大きいため、ほぼ待ち時間なく入店することができます。
イエローラインが開通したことにより、「シーラーサーン駅」から徒歩(約800メートル)もしくは赤バスで行くことができます。
スクンビットエリアに滞在中の方は、BTSベーリング駅から「ソイスクンビット105」へ入り、赤バスやバイクタクシーで行くことができます。
個人的な比較をすると、「ミーおじさんの牛肉煮込み麺」の方がクセが無く、万人受けしやすいモーファイです。
モーファイ鍋(หม้อไฟ)とは?
モーファイ鍋とは、火鍋のことで、円形のボウルの真ん中に穴が開いており、下に木炭を入れて熱することによりボウルに入った料理を温める鍋の事です
ボウルの真ん中の穴から火が出ているように見えることから火鍋(หม้อไฟ:モーファイ)と呼ばれています。
※「หม้อ:モー」は鍋、「ไฟ:ファイ」は火の意味
「モーファイ」という料理は無く、一般的に「モーファイ」といえば「ガオラオ・ヌア(牛肉煮込みスープ)」を出している店が多いです。
モーファイ鍋に入っている料理(主にスープ)を常に温かい状態で食べられることと、火が出ているように見える見た目から、少々値段が割高に設定されています。
「ミーおじさんの牛肉煮込み麺」のメニュー

メニューが全てタイ語です。ローカル度満載ですね。
クワイティアオ(麺類)に至っては、写真から「スープに入っている具材」と「麺の種類」を選ぶスタイルです。
かなり、ハードルが高い店ですね。
モーファイを注文して!!と言いたいところですが、他の店で注文される方向けにホルモン(内臓)のタイ語を記載します。
ホルモンの種類
- ตับ(タップ):レバー
- ริ้วเครื่องใน(リウクルアンナイ):ぞうきん・センマイ(牛の胃袋)
- เนื้อลาย(ヌアラーイ):霜降り牛肉
- ลูกชิ้นเนื้อ(ルークチンヌア):牛肉のすり身ミートボール
- เอ็น(エン):牛スジ
麺の種類
- เส้นเล็ก(センレック):細米麺
- หมี่((セン)ミー):極細米麺・ビーフン
- ใหญ่((セン)ヤイ):太米麺
- บะหมี่ราเมง(バミーラーメン):ラーメン
量
- ธรรมดา(タンマダー):普通・・・60バーツ
- พิเศษ(ピセー):大盛(3種類以上の部位が入っています)・・・80バーツ
モーファイの種類
- เกาเหลาธรรมดา(ガオラオタンマダー):普通の牛肉もつ煮込みスープ・・・80バーツ
- พิเศษ(ピセー):大盛・・・100バーツ
- เกาเหลาเนื้อหม้อไฟ(ガオラオヌアモーファイ):モーファイ形式の牛肉もつ煮込みスープ・・・250バーツ
他にもビリヤニ(ข้าวหมกไก่:カオモックガイ)などがメニューに書かれていましたが、注文される方はメニューを指差しで注文してください。
「ミーおじさんの牛肉煮込み麺」のレビュー

「モーファイ」と「白飯」を注文。
待つこと5分くらいで到着しました。
見てください!!この透き通ったスープを!!
ガオラオ・モーファイの店は、牛肉の脂が浮き出していて見た目にも食欲を失くす店も少なくありません(そういうのが好きな方もいますが)。
高いだけあって具材も普通のガオラオより2倍以上は入っていると思います。
友達連れか、ご家族と一緒に行くのが良いと思います。
1人で行く場合でも、食べきれなかったら持ち帰りもできますのでご安心を。

お椀に取り分けて実食。
コクがあってうまい!!
牛肉がわざわざメニューに「เนื้อลาย(ヌアラーイ)」と書いてあるだけの事はあります。
ホロホロで、口の中で溶けていきます。
大きくボリューミーでこの品質は、人気店になる理由がわかります。
ホルモン(内臓系)が苦手な方も、一度挑戦してみてください。
おそらく、長居時間煮込んでいるのか、臭みが全くなく、食感も楽しむことができます。
テーブルに備え付けられているプリックポン(粉唐辛子)で味変しながら、最後まで美味しくいただきました。
是非おすすめしたい、モーファイの店「ミーおじさんの牛肉煮込み麺」の紹介でした。