【使用方法】タイガーバームの赤と白の違いと効能

タイガーバームは、100年近くの歴史があり、今なお世界約100か国で販売されているロングセラー商品です。
タイガーバームで有名な軟膏タイプは、頭痛や風邪、リウマチや関節の痛み、筋肉の緊張や痛みなど、様々なニーズにあった製品として開発されました。
世界中で販売されているタイガーバームブランドは、「ハウパーコーポレーション」で管理されており、社名はハウ（HAW）氏とパー（PAR）氏の名前から名づけられています。

タイガーバーム　赤白の違い

様々な効能をもつタイガーバームですが、赤と白の違いについて説明していきます。

タイガーバーム　赤

タイガーバーム赤は、温感タイプの軟膏になります。
患部に塗ると、じわーっと暖かくなるのを感じることができます。
タイガーバーム赤は、主に、筋肉痛を軽減する効果、虫刺されによるかゆみを和らげるのに素早く働きかけます。
また、患部をこすり、痛み、腫れ、その他の不快感を素早く効果的に軽減します。

成分（赤）

• カンファー 25.0%
• メントール 8.0%
• カユプテオイル 7.0%
• ミントオイル 6.0%
• クローブオイル 5.0%
• カッシアオイル 5.0%

タイガーバーム赤の使い方

動画を要約すると、

1. 凝り固まった足にタイガーバーム赤をマッサージするように塗布します。
2. ふくらはぎを両手の手のひらで、2秒間押さえつけ開放し、ふくらはぎ全体をマッサージします。
3. 足首は親指で10秒間押さえつけて開放することを4回繰り返します。
4. 特にハイヒールを履く女性は、足首を入念に押さえつけます。
5. 最後に、手のひらにタイガーバームを塗り、足首からふくらはぎへ伸ばしていきます。
6. これらのマッサージを、2～3分間、1日に1～2回行います。

タイガーバーム　白

タイガーバーム白は、冷感タイプの軟膏になります。
患部に塗ると、スーッと冷たくなるのを感じ、人によっては少し痛みを感じます。
タイガーバーム白は、主に、頭痛を軽減する効果、鼻づまり、腹部の張り、虫刺されによるかゆみを和らげるのに素早く働きかけます。
また、患部をこすり、頭痛、鼻づまり、かゆみ、その他の不快感を素早く効果的に軽減します。

成分（白）

• カンファー 25.0%
• ユーカリオイル 13.7%
• メントール 8.0%
• クローブオイル 1.43%

タイガーバーム白の使い方

動画を要約すると、タイガーバーム白は、主に、頭痛や鼻づまりを軽減するために用いられます。

頭痛の場合は、

1. こめかみにタイガーバーム白を塗布し、マッサージします。
2. 頭と首の境目あたり（髪の付け根あたり）にタイガーバーム白を塗布し、親指で30秒から1分間押さえつけます。
3. その際に、小さな円を描くようにマッサージします。
4. これらのマッサージを、1日に2回ほど行います。

鼻づまりの場合は、

1. 鼻の両脇にタイガーバームを塗ります。
2. さらに、首から胸にかけてタイガーバームを塗ると、鼻づまりやのどの痛みに効果的です。

まとめ

タイガーバームは、カンファーやユーカリオイルなどの天然由来成分からなる製品です。筋肉や関節に対しての鎮痛効果が期待でき、塗布後にじわじわと皮膚の内側から熱くなる刺激感が特徴です。

タイガーバームの赤は、日本では販売されていないため、海外からの購入になります。