ワット・スワンナプーム・プッタチャヤンティーは、その名の通り、スワンナプーム空港の近くに位置する寺院です。
仏教の4大聖地の1つであるインド・ブッダガヤの大菩提寺(マハーボーディ寺院)の建築物を模したチェディーが建てられています。
自家用車かタクシーしか交通手段がないのが難点ですが、異国を感じるお寺は必見です。(エアポートリンク・ラットクラバーン駅からタクシーで約30分)
なぜ「ワット・スワンナプーム」に「マハーボーディ寺院」があるの?
ワット・スワンナプームは、ただ単に「マハーボーディ寺院」に似せて建造したのではありません。
仏教の発祥の国といわれるインドにおいて、さらに、仏教最大の聖地とも呼ばれる「マハーボーディ寺院」におけるタイとインドの結びつきから建造されることとなったのです。
インド・ブッダガヤにあるマハーボーディ寺院からわずか約500メートルの所に、タイ・ブッダガヤ寺院があります。
タイ・ブッダガヤ寺院は、インド国内において最初のタイの寺院です。
バンコクにあるワット・ベンジャマボピットをモデルに建造され、タイ政府による管理と支援を受けている寺院になります。
スワンナプーム・プッタチャヤンティー寺院は、お釈迦様の入滅2,600年を記念するためにインド・ネパールから責任者を招き建造されました。
仏誕節には訪れるべし!!
仏誕節(ウィサーカブーチャー)は、タイにある仏教祝日の中でも特に重要とされています。
タイでは、仏誕節はお釈迦様(ブッダ)の誕生、悟り、入滅が重なった奇跡の日と信仰されています(日本とは考えが違います)。
「仏教祝日」や「仏陀の日」には、本堂の周りをお祈りしながら3周する儀式が行われます。
特別な日には、仏教の聖地を感じることのできる場所でお祈りするのはいかがでしょうか。
- 駐車場の脇にある場所でお賽銭を寄付して、参拝3点セット(蓮(ハス)の蕾、ロウソク、お線香)を手に入れます。
- 全てを両手で挟み、お祈りをしながら本堂の周りを3周します。
- 2周半(本堂裏側)にある黒いブッダ像の前でお願い事をして、3点セットをお供えします。
本堂の脇にはコーヒー屋がありました。
祝日だったからなのか、無料で緑茶オレを飲むことができました。
ミャンマーにある「マハーボーディ・パゴダ」も一見の価値ありです。
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