ワットニムマーノラディーは、バンケー地区にある最大級のお寺です。
昔の名をワットバンケーといいますが、厳密に言うと、現在の区画ではバンケー区との区境でバンワー区に属しています。
ワットニムマーノラディーのウボソットの外観に見られる建築物の造りはタイの寺院特有のもので、
ワットパクナムやワットフワランポーンなどと並び、第3級王室寺院に指定されています。
ワットニムマーノラディー Wat Nimmanoradee
ワットニムマーノラディーは、入口(オープンスペース)を入って真正面が僧侶の住居、左側が本堂、右側がパーシーチャルーン運河になっています。
僧侶の住居は、全てチーク材で作られています。
本堂前広場は、右側に仏像、左側に僧侶の像が祀られています。
広場での作法順序はないと思いますが、見ていると、真ん中にある仏像に水をかけ、その後、左右の仏像&僧侶の像にお願いしているようでした。
※チーク材の産地であるプレー旅行はいかがですか
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本堂は、僧侶がお経を唱えるステージに赤いじゅうたんが敷いてあり、壁一面も赤で統一されています。
そして本堂の仏像も立派な台座に座っています。
窓が開いているため、開放的な空間になっていて、晴れた日は明るい陽射しが差し込んできます。
そのまま、本堂の仏像の裏手にも扉があるので、外に出てみると黄金のチェディーが立っています。
そして、チェディーに向かい合うように黄金の大仏も。
裏手までまわる方はほとんどいませんでしたので、忘れずに見学しましょう。
さて戻って反対側のパーシーチャルーン運河の方へ向かってみます。
中華系の仏像を右に眺めながら川へ進んでいくと、ぽつんと小屋があります。
この小屋が魚のエサ売り場(売店を兼ねて)になっています。
また、小屋の脇にはプロイプラー(魚を川へ帰すタンブン)用の魚も販売されています。
さっそく、魚にエサをあげてみると、我先にと飛びつく魚の群れ。
この魚たち1日中エサ食ってるからこんなに肥えているんだろうなと思いながら、小バケツに満タンに入ったエサを与え続けます。
ふと、前方をみると商店街らしき店構えが。
パーシーチャルーン運河マーケットです。
魚のエサを売っている店が見えますが、はっきり言って寂れています。
橋(運河に架かるけっこう大きな橋)を渡ってすぐ行く事ができますが、行こうとは特に思いませんでした。
ワットニムマーノラディーは、バンケーエリアの由緒あるお寺ですが、参拝客よりもお坊さんの人数の方が多いような印象です。
この寺が復活する日は来るのでしょうか。
ワットニムマーノラディーへは、MRTバンケー駅からタクシーかバイクタクシーで行く事ができます。駅から距離がありますので、歩いていくのは大変です。
また、BTSバンワー駅からパーシーチャルーン運河ボートで行く事ができますが、朝・夕の時間帯に限られます。
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パーシーチャルーン運河線 水上ボート路線図
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※バーンケー周辺地図
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バーンケー地区の地図
バーンケー周辺地図 交通機関(駅・バスターミナル) 1.MRTバーンケー駅 MRT近隣の駅 (タオプーン方面) BL36 パーシーチャルン駅 ⇑ BL37 バンケー駅(Bang Khae・タイ語:บา ...