マハーサーラカーム県の観光スポットの紹介です。
マハーサーラカーム県は、東北部(イサーン)地方のコーンケンとローイエットに挟まれた場所に位置しています。
マハーサーラカーム市内に宿泊したにもかかわらず、市内の有名どころには行っていないという大失態。
まずは市内の「ワット・パーワン・ナムイェン」から行ってみてはいかがでしょうか。
マハーサーラカーム県の観光地図
プラタート・ナードゥーンPhathat Nadun
プラタート・ナードゥーン(もしくは、プラボロムタート・ナートゥーン)は、マハーサーラカーム県で一番有名で美しいお寺です。
プラタート・ナードゥーンがあるエリアは、歴史上残されている中でタイに初めて現れた国家とされる「ドヴァーラヴァティー王国」時代に栄えたとされています。
5~7世紀と言われているので日本で言うと「大化の改新」が起こったくらいの時期になります。
従って、タイで有名な「アユタヤ」や「スコータイ」よりも歴史のある地域とされています。
※時代については諸説あり、8~10世紀という説もあります。
プラタート・ナードゥーンが建立されたのは近代に入ってからになります。
1979年に民家の田んぼの中から遺跡が発掘されたことに始まります。
調査を続けて行くと、古代遺跡の塚から仏陀の遺骨が発見されました。
この遺物は11~13世紀時代のものと考えられており、内側から金・銀・青銅の順に3層の棺に納められていました。
発見された遺物を安置する場所としてプラタート・ナードゥーンが建立されることとなりました。
プラタート・ナードゥーンは、高さ50.5メートル、各辺の長さが35.7メートルの正方形をしています。
1987年、現在のワチラロンコン国王が皇太子時代にプラタート・ナードゥーンに仏舎利(遺物)納める儀式が執り行われました。
その後、2016年にワット・プラタート・ナードゥーンとして設立されました。
訪れたのは真夏の7月ですが写真のような綺麗な「うろこ雲」が発生していました。
ナードゥーンの市内に入ったころから見られたので、この町には特別な印象があります。
建物の下に模様のように見えるのは全て「人」です。
100人ぐらいが黄色の長い布を掲げて仏塔を周回していました。
一番近いマハーサーラカーム市街からでも約70キロ、訪れるにはレンタカーが必須となります。
時間に余裕がある方は是非訪れてみてください。白く映えた仏塔をみていると、とても清々しい気もちになります。
ケーダム橋
ケーダム橋Kae Dam Bridge
ケーダム橋は、タイ国内で長さがトップ3に入る木造建築の橋です。
ケーダム橋は、ケーダム町とバーンホアクア町を結ぶために、ケーダム沼(Nong Kae Dam)の上に建設されました。
ケーダム町とバーンホアクア町の間にあるケーダム沼は、元々は20メートルほどでしたが、政府による灌漑(かんがい)のため500メートル幅の大きさとなりました。
それでも、町民はあきらめず両町を結ぶ橋を建築しました。
手づくり感満載の橋で、板はぐねぐねと曲がっていて、真っすぐに歩くことができません。
1歩踏み出すたびに、ギシギシと音を立て、踏み外すと沼に真っ逆さま。
間違っても、対岸まで渡り切ろうなんて考えません。
夕方近くで日も沈みかけていたため、少々暗い写真となっていますが、真昼間であればまた違う顔を見せることでしょう。
こんなに長くて、手づくり感と趣きのある橋は、数えるほどしか残ってないと思います。
(観光地化してしまうと、安全対策として作り直されてしまうため)
スリル満点の橋に彼氏・彼女と佇んでいる写真を撮りに訪れてみてはいかがでしょうか。
※マハーサーラカーム県へのアクセス
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バンコク発マハーサーラカームへの行き方(予約と時刻表) - 観光名所への行き方 タイランド
バンコクからタイ東北部の都市マハーサーラカームまでの行き方紹介です。マハーサーラカームは、バンコクから約470km車で約8時間の距離に位置しており、所要時間は、バスで約8時間です。
thai-howtogo.komasan.net