パドゥン・クルンカセーム運河ボートは、タイ鉄道の玄関口フアランポーン(ホアランポーン)とテワラート(テーウェート市場)を約30分で結ぶ水上ボートです。クルンカセーム運河は、正式にはクローン・パドゥン・クルンカセーム(คลองผดุงกรุงเกษม)と言います。
船着き場であるフアランポーンは、タイ国鉄バンコク駅のすぐそばなのでイメージできる方も多いと思いますが、テーウェートってどこ?という方が大半だと思います。
テーウェートは、大雑把に言うとカオサン通りの北側にあるエリアです。
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目次
100%電気のみで運航するボート
パドゥン・クルンカセーム運河ボートは、船の上部屋根にソーラーパネルがついており、100%エレクトリックボート(電気ボート)として運航しています。
1回の充電で約4時間走行することができ、駆動モーターや行き先を表示する電光案内板パネルに電気が供給されます。
電気ボートは、パドゥンクルンカセーム運河のみで運航し、センセープ運河ボートにも展開を検討しています。
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船内は、プラスチックの2人掛けシートと1人用シートがあり30人まで乗り込み可能ですが、外の看板にはタイ語で20人の重量まで可と書いてあります(マイペンライ)。
パドゥン・クルンカセーム運河ボート路線図
パドゥンクルンカセーム運河ボート路線図 |
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Hua Lamphong Railway Station Pier |
Hua Lamphong |
Nopphawong |
Yot Se |
Ministry Of Energy |
(Khlong Saen Saep Intersection) |
Yaek Lan Luang |
Nakhon Sawan |
Ratchadamnoen Nok |
Democracy |
Thewet |
Thewarat Market Pier |
途中、航路の中間地点あたりで、センセープ運河ボートの航路と交差します。
交差点では、珍しい川の信号機を見ることができます。
パドゥンクルンカセーム運河ボート 時刻表
パドゥンクルンカセーム運河ボート運行時間 | |||
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ホアランポーン発 | テワラートまで の所要時間 | テワラート発 | ホアランポーンまで の所要時間 |
6:00(始発) | 30分 | 6:00(始発) | 30分 |
6:00~9:00までは 15分毎に出発 | 6:00~9:00までは 15分毎に出発 |
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9:30~15:30までは 30分毎に出発 | 9:30~15:30までは 30分毎に出発 |
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16:00~19:00までは 15分毎に出発 | 16:00~19:00までは 15分毎に出発 |
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19:00(最終) | 19:00(最終) |
フアランポーンからテワラート(テワラット)までの所要時間は30分です。
ただし、途中停車船着き場に乗降客がいない場合は通過しますので、25~30分で到着します。
フアランポーンがボートの停留所になっており、テワラートに着いたボートは定刻にフアランポーンへ向けて折り返し運航します。
※同じ名前の船着き場があるので紛らわしいのですが、上記で書いてあるフアランポーンは「Hua Lamphong Railway Station Pier」の事です。
パドゥン・クルンカセーム運河ボート 運賃
現在、パドゥン・クルンカセーム運河ボートの運賃は無料です。
全線一律で10バーツになる予定ですが、徴収開始時期は未定です。
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フアランポーン周辺の地図
フアランポーン周辺地図 交通機関(駅・バスターミナル) 1.MRTフアランポーン駅 MRT近隣の駅 (タオプーン方面) BL27 サムヤーン駅 ⇑ BL28 フアランポーン駅 ⇓ BL29 ワットマン ...
アクセスが良いクルンカセーム・シークルンホテル
パドゥン・クルンカセーム運河ボートの船着き場は、国鉄バンコク駅からすぐの場所にあります。その船着き場から、運河に架かる橋を渡った向いにあるのが「クルンカセーム・シークルンホテル」です。国鉄バンコク駅周辺には、いくつかのホテルがありますが、多くはラマ4世通り(大通り)を渡った場所にあり、駅へのアクセスはよくありません。
一方で、クルンカセーム・シークルンホテルは、クルンカセーム通り(こちらも3車線(一方通行)の大通りですが、信号と横断歩道があり、渡ることができます)を渡ってバンコク駅から徒歩3分という最高にアクセスが良いホテルです。