バンコクで2店舗運営している新しいとんかつレストラン「徳(TOKU)」についてレビューしていきます。
とんかつ「徳」は、2024年現在、「シーロム」と「シーコンスクエア」の2か所で営業しています。
日本でも有名な「和幸」や「さぼてん」と同じくらいの強気な価格設定ですが、トンカツへのこだわりについて紹介していきます。
シーロム・タニヤプラザ4階店
月~金曜日:11:00~15:00、17:00~21:00
土・日曜日:11:00~21:00
シーコンスクエア4階店
月~日曜日:11:00~21:00
とんかつ「徳」のこだわり
とんかつ「徳」では各食材で「こだわり」を紹介しています。
豚肉:柔らかさとジューシーさを追求し、厳選された農場で飼育された最高品質の豚肉を使用。
油:大豆、コーン、パームの3種類の100%植物油をブレンドしたオイルを使用。
パン粉:衣が素材のうまみを閉じ込める独特の製法で仕上げたオリジナルパン粉。
米:厳選した米とその地域のミネラルウォーターを使い1人前ずつ釜炊きで丁寧に炊き上げ。
シジミ汁:トンカツの相性と栄養バランスを考え、宍道湖産のシジミを使用。
「こだわり」の聞こえは良いですが、抽象的すぎて「。。。」という感じでしょうか。
とんかつ「徳」のメニュー
とんかつ「徳」のメニューを紹介します。
セットメニュー
- ロースかつ(Pork Loin)セット:340バーツ
- ひれかつ(Pork Filet)セット:350バーツ
- ロースかつ & ひれかつ(Pork Filet & Loin)セット:360バーツ
- ロースかつ or ひれかつ と エビフライ(Pork Filet or Loin & Fried Prawn)セット:420バーツ
- チキンカツ(Chicken)セット:300バーツ
- ロースかつカレー:350バーツ
- ヒレかつカレー:360バーツ
- ロースかつとじ膳:340バーツ
- ヒレかつとじ膳:360バーツ
- チキンかつ丼:310バーツ
- ホッケフライ定食:290バーツ
- アジ&エビフライ定食:390バーツ
※セットメニューには、ご飯とみそ汁(シジミみそ汁)が付きます。
アラカルト
- ロースかつ(Pork Loin):250バーツ
- ひれかつ(Pork Filet):260バーツ
- 一口ヒレカツ:50バーツ
- エビフライ:160バーツ/個
- カキフライ:90バーツ/個
- ご飯:60バーツ
ドリンクメニュー
- アサヒスーパードライ620ml:200バーツ
- アサヒスーパードライ330ml:140バーツ
- コーラ:50バーツ
- オレンジジュース:50バーツ
- 水:30バーツ
- 麦茶:40バーツ(セットの1杯目は無料)
※表示価格にさらにVAT7%がかかります
アラカルトにご飯が60バーツだから、セットのシジミ汁は30バーツの計算になります。
とんかつ「徳」のレビュー
注文してすぐに、「ごま」と「からし」、「麦茶」が来ます。
自分で擦るタイプのごまはちょっと興奮します。
テーブル脇には、とんかつ用のソースとキャベツ用の胡麻ドレッシングが備え付けられています。
注文してからセットが届くまでに、15~20分ほどかかりました。
お客さんは、私一人にも関わらず。。。
開店最初の客だったから時間がかかったのか?ちょっと時間かかりすぎです。
さて、ロースかつの到着です。
第一印象は。。。小さい。。。
このサイズの豚ロースは、「スーパーマーケットなら50バーツで売ってるよ」と良からぬことを考えてしまいます。
ソースは、ちょっと赤みがかっています。
ソースの味は、見た目と違って甘すぎず、とんかつに合う良いソース。
普通と言ってしまえばそれまでですが、とんかつとの相性はばっちりです。
そして、もう一つの御膳は、「釜に入ったご飯」「シジミのみそ汁」「高菜と明太子」です。
ご飯は、柔らかすぎず、硬すぎず、ちょうど良い炊き具合。
お焦げもちゃんと付いています。
釜のご飯は、茶碗でちょうど3杯分くらいなので、(小さい)とんかつとの食べ進め方に注意が必要です。
キャベツもついているし、高菜や明太子もあるので、それだけでもご飯は進みますが。。。
ちなみに、明太子はメチャメチャしょっぱくて、これだけでご飯を完食できます(笑)
ロースカツを実食。
うまい!!
豚肉の程よい甘みと脂身が絶妙です。
トンカツは、ソースとの相性で全てが決まると言って良いと思いますが、相性も抜群!!
トンカツは、1切れを口で半分に割って、2回で食べたい派なのですが、口で半分に切った後にそのまま残りも口の中に入ってしまう小ささはご愛敬。
他の有名なとんかつ屋さんは、食べ終わった後に店を出るとちょっと胃もたれ(油が胃にたまって、しばらくトンカツはいいやと思う)することってありませんか?
トンカツ徳のとんかつは、食べ終わった後の満足感とスッキリ、また食べたい感が残っているのがベスト。
胃もたれ感を考えて、敢えてトンカツを小さくしているのではないかと思うほど。
値段的に割高感はありますが、再訪はアリかなと思える名店です。