Japanese Soba Noodles 蔦(つた)は、ミシュランガイド東京で2015年から4年連続でラーメン分野では世界初となる1つ星(ビブグルマン)を獲得したお店です。
海外でも数店舗展開しており、タイではバンコクの中心チットロム駅近くにあるセントラルワールドに店を構えています。バンコク蔦ラーメンのレビューをご紹介します。
蔦ラーメン(バンコク)
蔦ラーメン(バンコク)のメニュー紹介です。
一番高いラーメンは、「TSUTA SIGNATURE SHOYU SOBA WITH TRUFFLE SLICE」で680バーツです。
写真を見るからに、世界3大珍味のトリュフのスライスが乗っているラーメンのようです。
2番目に高いラーメンは、「TSUTA SIGNATURE SHOYU SOBA」で390バーツです。
トリュフを除いた全部乗せといった感じなのでこれを注文しました。
通常のラーメン系は、しょうゆ、しお、とんこつがあり270バーツ前後の価格帯となっています。
また、サイドメニューとして「照り焼きチキン飯」「肉飯」などの丼ものも170バーツ~用意されています。
TSUTA SIGNATURE SHOYU SOBAと肉飯、麦茶を注文。
スープは、しょうゆ色で麺が隠れるように具材がちりばめられています。
入っている具材は、
- 黒豚ロース(Kurobuta Pork loin)
- チャーシューと豚バラ肉(Char siu and Pork belly)
- バルサミコトリュフソース(Balsamic Truffle Sauce)
- 味付けたまご(Ajitama Egg)
- たけのこ(Bamboo Shoot)
- ネギ(Spring Onion)
- いちじくのコンポート(Fig Compote)
- マッシュルームクリームソース(Mushroom cream Sauce)
です。チャーシューと味玉以外は、他のラーメン屋ではまず入っていないであろう食材です。
まさに、フレンチとの融合でしょうか。
さて麺をリフトアップしてみます。
白みがかった細麺です。さっそく食べてみます。
つるつると喉を通っていく麺です。ラーメンとそばの中間のような不思議な麺です。
上にかかっているソースを溶かさないようにスープを味わってみます。
うん。しょうゆラーメンです。最初の数口は、不思議な深みのあるスープと思って食べていましたが、飲み進めていくうちにしょうゆの濃い味が前面に出てきて、しょうゆを飲んでいるような味になってきます。
とてもじゃないけど、スープを完飲することはできませんでした。
ソースを溶かすと、酸味が加わりますが、しょうゆ味が前に出すぎです。
黒豚チャーシューや豚バラ肉もいたって普通で、総合的にみて、はっきり言って値段に見合っていません。
新しいラーメンを開発するのに費用がかかるのかもしれませんが。。。
一方で、肉飯はかなりおいしいです。
肉がやわらかく、いい味を出しています。上にかかっているソースもまた絶品。
これをラーメンに入れてくれればいいのにとさえ思ってしまうほど。。。
ちなみに、水は出てきませんので注文する必要があります(写真は麦茶)。
少し飲むと、店員さんが注ぎにきて来てくれます。
TSUTA SIGNATURE SHOYU SOBA(蔦印のしょうゆそばって翻訳でしょうか)390バーツ、肉飯170バーツ、麦茶40バーツ合計600バーツ。
それに、サービスチャージ10%とTAX7%で全部込々で706バーツ(約2,500円)。
ミシュランを獲得した店は東京であって、バンコクではないにもかかわらず、昼飯のラーメンで2,500円はかなり高い値段設定だと思います(サイドメニュー無しでラーメンだけでも約1,600円)。
正直、1回試しに来てみたけれど、2回目は無いなという印象です。
しかも、会計のキャッシャーが挨拶もしなければ、金額も言わない。
ラーメンは一流?!でも、従業員は・・・です。
言葉を発しないキャッシャーなら、食券機か自動会計機を導入してサービスチャージを無くしてもらいたいものです。
蔦ラーメン(バンコク)の行き方
蔦ラーメン(バンコク)は、セントラルワールドの3階にあります。
セントラルワールドの開店と同時に向かう場合は、ラチャダムリ通りの正面入り口(NARAYAの左側にある入口)から入り、真正面にあるエスカレーターで3階まで(2階分)上がり、まっすぐ進んでいくとスターバックスの隣にあります。
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セントラルワールドのフロアガイド
セントラルワールドは、バンコク中心部のプラトゥーナムエリアに位置し、BTSチットロム駅とBTSサイアム駅を結ぶスカイウォークから連絡している大型ショッピングモールです。タイの各地にあるセントラルグルー ...