ワットタースン(ワットチャンタラーム)は、ウタイターニー郊外にあるお寺です。
豪華な内装と美しさからタイ人に非常に人気で、常に多くの観光客が訪れています。
その大きさと輝きは、タイで一番美しいと言っても過言ではないので是非お勧めしたい観光スポットになります。
ワットタースン(ワットチャンタラーム)の敷地は広く、大きく分けて、
- クリスタルサンクチュアリー(Crystal Sanctuary)
- プライン30ソーク(พระยืน ๓๐ ศอก)
- ソムデットオンパトムサンクチュアリー(Somdet Ong Pathom Sanctuary)
の3つからなっています。
目次
ワットタースン(ワットチャンタラーム)วัดท่าซุง/วัดจันทาราม
クリスタルサンクチュアリーCrystal Sanctuary
クリスタルサンクチュアリーは、いわゆる礼拝堂ですが、クリスタルによる輝きからこの名で呼ばれています。
クリスタルの柱が無数に天井から吊り下げられており、さらに天井の鏡に反射して輝いています。
写真の数でもすごいと思うでしょうが、この何倍ものクリスタルが建物内に広がっています。
ワットタースンは、ウィハーン100m(100メートルの礼拝堂)と紹介されていることからその大きさが想像できるかと思います。
さらに、この人混みを見てお分かりいただけるかと思いますが、このクリスタルを見るためにタイ全国各地から人が集まってきています。
外国人を除くタイ人のみの参拝客数ではおそらくタイで一番だと思います。なので、財布などの貴重品管理には十分に気を付けてください。
入口を入って左側にはクリスタルボールを祀った祠と高僧の像と写真があり、右側には黄金の大仏が祀られています。どこを眺めても眩しく輝いており、一度訪れたら忘れられない場所となること間違いありません。
順序は前後しますが、クリスタルサンクチュアリー前の駐車場には、
- ソムデットプラチャオタクシン僧侶
- ソムデットプラチャオタクシン王
- ラーマ1世
の3体の像があります。
ソムデットプラチャオタクシン王は、トンブリー王朝を開き現在のタイ王国の原型を作った偉大なる大王です。
タクシン大王は、王位を引退した晩年、僧侶になって過ごしたとの逸話がタイでは広く知られています。
その次代の王であるラーマ1世とタクシン大王がこのお寺とどのような関りがあるかわかりません(分かる方は教えてください)。
ワットタースンの敷地は広いため、クリスタルサンクチュアリーの(駐車場を挟んだ)正面に敷地内輸送用カートが運行されています。
クリスタルサンクチュアリーからプライン30ソークを経由して終点のソムデットオンパトムサンクチュアリーまで行く事ができます。
カートを降りる際に、運賃5バーツを支払います。歩いていくと10~15分くらいなので、行きはカート、帰りは歩いていくのが良いと思います。
ソムデットオンパトムサンクチュアリーSomdet Ong Pathom Sanctuary
ソムデットオンパトムサンクチュアリーは、クリスタルサンクチュアリーとは対照的に建物自体の美しさが人気です。3階建ての黄金の建物の頂上に立仏像が祀られています。
ここで、またもソムデットプラチャオタクシン王の名称が出ていきます。
やはり、なんか関係があるのでしょう。
建物内は特に何もないのですが、柱や天井の装飾は見ごたえがあります。
プライン30ソークพระยืน ๓๐ ศอก
พระ(プラ)は大仏、ยืน(イン)は立つ、ศอก(ソーク)はタイで使われている長さの単位(ศอกはひじから指先までの長さで約0.5m)で、直訳すると15mのスタンディングブッダです。
建物が凹んでおり、立像がちょうど間に収まっています。
プライン30ソークは、上記2建物の中間地点にあります。
プライン30ソークからお寺の入口へ戻る途中の道の左右には、小さなお寺が複数あり、あまり人はいませんが輝く仏像が祀られていまので時間に余裕があれば立ち寄ってみて下さい。
※ウタイターニーの地図
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