ワットナークプロック

ワットナークプロックは、1748年（アユタヤ朝時代）に建てられた中華系のお寺です。ナークプロックとは、Seven-headed Serpent（七頭の蛇）のことで、寺院内のいたる場所に祀られています。
BTSウタカート駅とワットパクナムの中間あたりに位置していますので、一緒に立ち寄りたいお寺になります。

ワットナークプロックの場所

ワットナークプロック Wat Nak Prok

ワットナークプロックの入口は2か所あり、BTSウタカート駅から行く場合はNIVARANA GATEから、ワットパクナム方面から行く場合はVICTORIA GATEから入ることができます。
VICTORIA GATEから入った正面がウィハーン（仏殿）になります。

さっそく、仏殿へ一直線に向かいます。
何と素晴らしいナークプロックがお出迎えしてくれています。
壁画とのマッチがなんと轟轟しい。これは一見の価値ありですね。

ワットナークプロックは、ウィハーンとウボソット（布薩堂）から形成されており、その中間がオープンスペースになっています。
ウボソット内は、黄金の仏像が祀られており、いかにも中華風の壁画が描かれています。

ワットナークプロックでするべきこと３つをご紹介します。

その１．お賽銭

ウボソット入口にある井戸にお願い事をしてからお賽銭をします。
お寺内にこの井戸から霧が出ている看板があったので、きっとご利益があるものと思われます。

そしてウボソットの向かって右側に地下（1階）へ続く入口があるので、ここから中へ入ります。

その２．お経を唱えながら３周まわる

この地下階は、中央が礼拝所になっていて、周りが回廊になっています。
この周りの回廊を手を合わせながら３周しましょう（お経はわかりません）。

その３．井戸の水で頭を清める

中央の礼拝所の奥の一段段差を上った場所に、水が入った井戸があります。
この横に置いてある柄杓で、井戸から水をくみ上げ、頭を軽く濡らします（水をひたいに少しつける程度でも大丈夫です）。
この水は、お清めの効果があるそうです。
すくった水は井戸には戻さずに、柄杓が置いてある金色の器に入れましょう。

アユタヤ朝時代から続く由緒あるお寺なので、ワットパクナムと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

※BTSウタカート駅の地図