パトゥムターニー県で見どころのあるお寺(ワット)を探している方は、「ワットパンヤーナンターラーム」がおすすめです。
仏教の聖地であるマハーボディ寺院(ブッダガヤの大菩提寺)を模した仏塔、引き込まれるような3Dアートを閲覧することができます。
市街地(パトゥムターニー・ランシット)の東側に位置しており、「自家用車」か「タクシー」でしか行くことができないのが難点です。
- 入場料:無料
- 参拝時間:8:30~17:00
ワットパンヤーナンターラームとは
「ワット・パンヤーナンターラーム」というお寺の名称は、「ルアン・ポー・パンヤーナンタ比丘」という僧侶の名前から来ています。
人物参照:「ルアン・ポー・パンヤーナンタ比丘」wikipedia
「ルアン・ポー・パンヤーナンタ比丘」は、タイの僧侶たちの間で「仏教の布教方法を改革した僧侶」として知られ、仏教の布教に生涯を捧げました。
1932~33年にかけて、ヨーロッパで初めてダルマを説いたタイの僧侶として知られています。
1985年に「チャムラット・トーンシームアン夫人」により土地が寄付され、1992年に「ルアン・ポー・パンヤーナンタ比丘」の80周年を記念して「ワットパンヤーナンターラーム」という名のお寺が建造されました。
ワットパンヤーナンターラームの見どころ

「ワットパンヤーナンターラーム」は、約79ライ(約12万平方メートル:東京ドーム約2.5個分)の敷地面積があります。
ただし、僧侶の家や(出家用)キャンプ場など行けない場所もあるので、実際は1時間もあれば外周を見ることはできます。
とはいっても、仏教の修行に行くわけではないと思うので、駐車場の近くにある「マハーボディ寺院のレプリカ」近辺(地図番号25番)、興味本位で行っても鐘塔(地図番号21番)までで十分です。
所要時間は1時間(ゆっくり巡っても2時間)見積っておけば大丈夫です。
ただし、フューチャーパークから車で片道1時間ほどかかります。
旅行の際は、「タイ国立科学博物館」とセットで行くことをおすすめします。
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「ワットパンヤーナンターラーム」のシンボルは、なんといっても「マハーボディ・パゴダのレプリカ」になります。
「マハーボディ・パゴダのレプリカ」の正面には、「ルアン・ポー・パンヤーナンタ比丘」の像と手形が祀られています。
「マハーボディ・パゴダのレプリカ」の内部は、3Dアートの博物館となっています。
入場料は無料です。外に靴箱があるので、靴を脱いで館内に入ります。

富士山、桜、お坊さん、鎌倉(奈良?)の大仏、まさしくこれは日本の風景画ですね。
他にも数か国ありましたが、タイをモチーフにした3Dアートが一番多かったです。
それぞれが、仏教に因んだ絵画となっており、「世界唯一のダルマ3Dアート」と称されています。
「ワットパンヤーナンターラーム」は、仏教を布教するためのお寺ということで、金曜日から日曜日までの「3日間の研修コース」が開催されています。
事前予約なしで修行することができるみたいなので興味がある方はいかがでしょうか。