チャチュンサオは、タイ東部にある県で、バンコクから約100km、車で約2時間の場所に位置しています。
願いを早く叶えるというピンクガネーシャがあまりにも有名で、他の観光スポットが軽視されがちな印象があります。チャチュンサオ観光で訪れたい場所をご紹介します。
目次
チャチュンサオの観光地図
チャチュンサオの観光スポット
ワット ソートーンวัดโสธรวรารามวรวิหาร

チャチュンサオの人気No.1スポットは、このワットソートーンになります。
ワットソートーンは、タイにある寺院でバンコク王宮エリアを除き最も参拝客が多い寺として有名です。
実際は、宝くじで一攫千金を狙いたい人が多く訪れているとも言われています。
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タイで2番目に参拝客の多いお寺ワットソートーンの行き方と参拝風景
ワットソートーンは、タイ東部にあるチャチュンサオ県に位置しています。ワットソートーンは、タイにある寺院でバンコク王宮エリアを除き最も参拝客が多い寺として有名です。実際は、宝くじで一攫千金を狙いたい人が ...
ピンクガネーシャวัดสมานรัตนาราม

願いが数倍速く叶うというタイ有数のパワースポットです。
ピンクガネーシャは、ワットサマーンラッタナラームというお寺の敷地内に位置しています。
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タイ最大のパワースポット!?ピンクガネーシャの場所と行き方
あらゆる願いが早く叶うと話題のピンクガネーシャは、バンコクから東へ約100km、車で約2時間くらいの距離にあるチャチュンサオ県にあります。この「ピンクガネーシャ」は、ワットサマーンラッターナーラーム( ...
ワットプローンアーカート Wat Phrong Akat

ワットプローンアーカートは、チャチュンサオの3大ガネーシャの内、最も大きい49メートルのピンクガネーシャが祀られているお寺です。
チャチュンサオ市街地からバーンナムプリアオ方面に向かう途中にあり、バーンナムプリアオからチャチュンサオ市街地へ向かう方面に走っていると大通りから大きなピンクのガネーシャと黄金の礼拝堂を見ることができます。
観光客もそれほど多くなく、それでいて見どころあるこのお寺は個人的にはワットサマーンよりお気に入りです。
ワットプローンアーカートの見どころは、下記の5か所になります。
- 蓮華座に座る仏像
- 黄金色の鐘が眩しい礼拝堂
- カルガモが泳ぐ池
- ピンクのガネーシャ
- ラーフ神が祀られている礼拝堂

敷地レイアウトは、入口を入って左側に「蓮華座に座る仏像」、右側に「黄金色の鐘がある礼拝堂」があります。
その先、敷地の中央部に「カルガモが泳ぐ池」があります。
敷地の奥には、まっすぐ行くと「ピンクのガネーシャ」、右側に進むと「ラーフ神が祀られている礼拝堂」があります。
ワットプローンアーカートは、インド系のお寺である為、インドの国花である蓮(ハス)に座る仏像の建物があり、その下が礼拝堂になっています。(逆光で正面から撮影できなかったので斜めから)


つづいて、黄金色の鐘がある礼拝堂は、敷地は広いのですが1階は静かでお坊さんがゆっくりと椅子に腰かけています。
所々に仏像が祀られており、お参りをする方もちらほら見かけられます。
また、入口から左右突き当りに2階へと上がる階段が設けられています。

この階段を登ると黄金色の鐘の建物へ行く事ができます。
下からみると、鐘に見えたのですが、実際はお寺のような建物になっています。
この2階は野ざらしになっており、1階で靴を脱いで上がってきたためこの汚れた床を裸足(靴下)で歩いていく勇気もなく鐘の建物へは行きませんでした。
もし行かれる方は、靴を手に持って上がっていくと良いと思います。


コーチャルンポントーンラップと書かれた門をくぐっていくと右手に池があります。(コーチャルンポントーンラップとはインディートーンラップ(ようこそ)と同じ意味でお坊さんの言葉)
こちらの池では、カルガモの親子が並んで泳いでるほのぼのとしたシーンが見られる場合があります(カルガモの親子は撮影場所から遠かったので単体のカルガモを撮影)。
バーンナムプリアオ地区は水田が多く、飛来する白鳥を見ることができ、野鳥観察にはもってこいの地域です。

池を通り過ぎ、まっすぐ進んでいくとピンクのガネーシャが登場します。
さすがの大迫力で、ガネーシャ前にある駐車場からでないとカメラに全体が収まらない大きさです。
脇には、子分のネズミが3体。子分にしっかりお願い事をしましょう!!
ピンクの巨大ガネーシャの周りを囲むように様々な色のガネーシャがいますのでそちらの見学もお忘れなく。


一番奥の建物にはラーフ神が祀られています。
ラーフ神と言えば、ナコンパトムにあるワットシーサトーンが有名ですので、機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。
ラーフ神の下はくぐりぬけができるようになっていています。
説明は書かれていませんでしたが、お祈りをしながら3回ぐるぐるまわる儀式をタイの複数のお寺(ワットスワンゲーオなど)で見ることができるので、おそらくそのようにする為に作られたのでしょう。
まわる際は頭をぶつけないように気をつけてください。
また、左側の仏像の脇には亀の甲羅が飾られています。(中身が無い)甲羅だけを見るのは大変貴重な体験だと思うのでお見逃しなく。
クローンクアンガネーシャパークอุทยานพระพิฆเนศคลองเขื่อน

チャチュンサオのガネーシャはピンクのガネーシャだけではありません。
ピンクのガネーシャから10kmくらい離れた場所に、このガネーシャ立像があります。
巨大なガネーシャ立像は迫力満点です。
こちらのガネーシャも片方の牙が折れていますね。
そして、手にはなぜか「マンゴー風」の果物が。。。

ガネーシャ立像までの通路わきに、カラフルで小さなガネーシャがいます。
このガネーシャには、曜日が書いてあります。
タイでは、曜日ごとに仏像があるお寺が多く、自分の誕生日の仏像にお祈りすると良いと言われています。
※タイ語での曜日の書き方
タラートバーンマイ百年市場ตลาดบ้านใหม่

チャチュンサオにあるタラートバーンマイは通称、百年市場と呼ばれています。タイ各地にある百年市場の一つです。


タラートバーンマイは、チャチュンサオバスターミナルとピンクガネーシャのあるワットサマーンの中間に位置しています。ローカル色が強く、行くのも不便、かつ、これといった特徴もない市場なので、ここを目的に行く必要はないと思います。
ピンクガネーシャに行くついでに時間が空いたらくらいの感覚で良いと思います。
ワットパークナームジョーローวัดปากน้ำโจ้โล้

このワットパークナームジョーローは、全部のお寺が黄金に輝いています。
もうタイのお寺は十分だよ!!と思っている方は、ここを訪れて下さい。

このワットパークナムジョーローの隠れ見どころは、実はこの仏像の下の部屋にあります。


こんなに美しい立体画は、なかなかお目にかかることが出来ません。
天国と地獄をモチーフにしています。
ミニムーランファーム
ミニムーランファーム
มินิ มูร่าห์ ฟาร์ม

ミニムーランファームは、小規模の動物園です。無料で観覧することができ、子供連れの遊び場として良い場所です。
但し、チャチュンサオ市街地から南側にある大通り3304号線沿いにあるため、車がないと行くのが難しい場所です。

ミニムーランファームのレイアウトは下記の通りとなります。
- 牧草作物
- ピザ工房
- レインツリーエリア
- お土産屋
- レストラン
- 酪農作業室
- モーモーカフェ
- ミミズ生産
- 台所
- 稲作作業室
- 泥傾斜
- 田んぼ
- 菜園作業室
- オーガニック菜園
- アヒル小屋
- 鉄道駅
色々とエリアごとに名前が設定してありますが、それほど期待できる見どころがあるわけではありません。
主な見どころは、「ブタ」と大量の「ウサギ」、そして、フレッシュな?ミルクで作られた「レストランの料理」です。


ブタやヤギは、ほぼ放し飼いされているため近づいて触れ合うことができます。
また、入場料は無料ですが、有料でエサを購入してあげることができます。
ウサギは、(たぶん逃げないように)柵で囲われているため、あまり近くで観察することはできませんが、一生懸命穴を掘っている姿などを見ていると心が癒されます。
また、大量のウサギを見る機会はそれほどないので、なかなか圧巻です。
奥の池では、コイがアヒルと一緒に泳いでいます。
また、場所がわかりづらいですが、池のそばにある小屋では、黒い立派な水牛が密集して飼われています。


せっかくなので、フレッシュな?牛乳を飲んでみました。
カラメル牛乳とチーズドリアを注文。
感想ですが。。。
うっすいな~。この牛乳。
牛乳を氷で嵩増しするなっつ~の。
そういえば、乳牛なんて見当たらなかったから、たぶんフレッシュミルクではないと思う。
チーズドリアはそこそこ美味しくいただきました。
飲み物とメインで200~300バーツくらいです。

タイ語での会話が必須かと思いますが、このミニファームは参加体験(ワークショップ)がウリの場所です。
ピザやアイスクリーム、パンケーキを作ったり、鉢植えや田植え体験もできます。
3歳以上から体験が可能です。
ワットホントーンวัดหงษ์ทอง

ワットホントーンは、海の上にあるお寺として有名です。チャチュンサオ県とサムットプラカーン県の県境でタイランド湾に面した場所から橋を渡って行く事ができます。
バンコクとチャチュンサオ、チョンブリーのちょうど中間あたりにあり、バンパコーンエリアで有名なスポットとして、不便な場所にありながらも大きな駐車場が埋まるくらい多くの観光客(参拝客)が訪れます。


駐車場はワットホントーンからちょっと離れた橋の手前に(2体の大きな像がある)第1駐車場があり、ソンテウ乗り場もここにあります。
そして、お寺に向かう方向に橋を渡った右側に少し小さめの第2駐車場があり、第2駐車場の道路を挟んだ向かいにプレハブのマーケットがあるので軽食ができます。
さらに、海へ向かってどんどん歩いていきます。ワットホントーンへと渡る橋まで、第1駐車場から徒歩で10~15分、第2駐車場から5~10分と、駐車場から遠いのが難点です。

こちらの写真は、(説明順序が前後しますが)ワットホントーンチェディーの2階から撮った写真になります。
奥に見える森のような木々が駐車場側になります。
駐車場から歩いていくときに、黄色の建物(駐車場側からは見えない)を挟んで左右どちらからもワットホントーンに行く事ができます。
写真の右側(駐車場側からみて左側)の屋根付き通路を通っていくと、途中、礼拝堂(写真の緑屋根の建物)へ立ち寄ることができます。
ちなみに、写真の左側(駐車場側からみて右側)の通路は、コンクリートむき出しの橋になっています。

こちらが、最終目的地のワットホントーンになります。
左側がとても立派に輝いているのですが、右側がワットホントーンの本堂になります。
左側は名もないチェディーです。ただし、向かう人の90%はチェディーのみ立ち寄って本堂へ向かう人はあまり多くありません。
チェディー内も参拝できますが、参拝は向かう途中の礼拝堂、黄金のチェディーは写真撮影用と分けているようでした。
2階に登ると一目瞭然なのですが(この写真でもわかります)、海の上ではなく干潟の上に建てられています。
さすがにこれだけ観光客が来る場所が、海の上に建てらていると色々問題ありそうですしね。


チェディーと本堂の近くには黄色いタワーが建てられています。
こちらは、ホテル兼展望台として建設されたみたいですが、未だ稼働していません。
橋から干潟を覗いてみると、大量の小さなカニとハゼやムツゴロウに似た魚を見ることができます。
案内板には、ワットホントーンエリアにある近辺のお寺が紹介されています。
ワットホントーン、Wat Samae Khao Charoen Rat、วัดไตรสรณาคม-สองคลอง、ワットピッカーです。
一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
※チャチュンサオの地図
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チャチュンサオ県の地図
チャチュンサオ県は、タイ東部に位置しており、バンコク、サムットプラカーン県、パトゥムターニー県、チョンブリー県、チャンタブリー県、ナコンナヨック県、プラチンブリー県、サケオ県と県境を接しています。チャ ...