プラヤーナコーン洞窟（クーハーカルハット宮殿）の行き方や見どころ

プラヤーナコーン洞窟の見どころは、洞窟の隙間から日光が照らし出し、輝きを放っているパビリオンです。
パビリオンは、「クーハーカルハット宮殿：Khuha Kharuehat (พระที่นั่งคูหาคฤหาสน์)」と呼ばれており、ラーマ５世（チュラーロンコーン大王）により建設されました。

ラーマ４世のお膝元であったペッチャブリー県にあるカオルアン洞窟も同様の洞窟となっています。
バンコクからホアヒンに行く途中にあるので、合わせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

プラヤーナコーン洞窟への行き方

プラヤーナコーン洞窟は、ホアヒン中心部から南へ約55km、車で約1時間30分の場所に位置しています。
ホアヒンから、プランブリーを抜けてサームローイヨートというエリアの海沿いにあります。

ローカルな行き方はあるのですが、かなり難易度が高いため、ホアヒン市内から「タクシー」もしくは「レンタカー」で行くのが一般的です。
国際免許を持っているなら、費用対効果でもレンタカーで行くのがおすすめです。
プラヤーナコーン洞窟までの道は、「ホアヒン市街」及び「ホアヒン南部」の一部区間で渋滞が発生する事がありますが、それ以外は交通量も少なく国際運転が初めてでも問題なく運転できると思います。

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隠れ家なので本当は教えたくなかったのですが、プラヤーナコーン洞窟に向かう途中に「プランブリー」というエリアにある「シェラトン・ホアヒン・プランブリヴィラ」は、個人的に５本の指に入るホテルです。
「車が無いと行くのが不便」、「徒歩で行ける範囲に何もない」といった欠点はあるのですが、「離れの戸建ての部屋」、「大きなベットに部屋専用プール（部屋によりますが）」など、休日にホテルでゆっくり過ごしたいカップルや家族連れにピッタリです。
立地が不便なことも相まって、「最高の空間」をお手ごろな値段で満喫することができます。

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プラヤーナコーン洞窟（クーハーカルハット宮殿）への経路

プラヤーナコーン洞窟へは、入口から約２kmの距離があり、アップダウンのある石段を上り下りするので、「お子様連れ」や「体力に自信のない方」は検討が必要です。
サンダルで行くのは、足をケガする可能性がありますので、動きやすいスニーカーを履いて行きましょう。
また、「車椅子」の方は、行くのが難しいかもしれません。

プラヤーナコーン洞窟の経路は、「入口（入場券売り場）」＞「アップダウンのある石段（約１.２キロ）」＞「綺麗なビーチ・砂浜」＞「洞窟までの山道＆洞窟入口付近の岩階段（約６００メートル）」＞「パビリオン（約２００メートル）」で構成されています。
「入口（入場券売り場）」から「洞窟山道入口前の砂浜」までは有料ボートでも行くことができます。

駐車場脇の石段入り口横に入場券売り場があります。
入場料は、大人：200THB、子供：100THB（外国人価格）です。

石段を登って行くこともできますが、ボート（往復で１隻あたり４００バーツ）で行くことをおすすめします。
なお、ボートの乗り場はなく、靴を脱いで裸足になり、海にプカプカ浮いているボートに乗り込むスタイルですので、足ふきタオルなどを用意しておくと便利です。
ボートで洞窟前のビーチまでは１５分くらいです。

ビーチにはレストランがありますので、食事をすることができます。
また、給水用にペットボトルの水を購入していくのも良いかもしれません。

決心がついたら、洞窟へ向かって出発しましょう。
平坦な林道を進んでいくと、石段がある山道に入りさらに４３０メートル進むと洞窟に到着します。
山道では、とてもかわいいダスキーラングールという猿が見れますので、周りの木々を観察しながら登ることをおすすめします。

洞窟の入口は、急な下り階段が続いています。行き（下り）は良いのですが、帰り（上り）がかなり足腰にきます。
ボートを使ってショートカットすれば、洞窟付近の石段と岩段だけが最大の難所なので、大きな心配は不要です。

階段を下ると真正面にクーハーカルハット宮殿を見ることができます。
下り階段の終点付近が高台からの撮影スポットになっているので、階段が混雑している場合があります（汗）。
正面から撮影すると、下から見上げるようなアングルになります。

明るい写真は、洞窟入口階段の反対側から撮影した写真になります（こちらが正面）。
クーハーカルハット宮殿へ上る階段がありますが、周りはチェーンが貼られており立ち入り禁止になっています。

プラヤーナコーン洞窟は、まさに、クーハーカルハット宮殿のための洞窟です。
バンコクから、ホアヒンを経由して約５時間くらいかかりますが、一度は見ておきたい観光スポットになります。