タイの観光といえばお寺巡りが有名ですが、仏教への信仰が厚いタイではお寺への入場の際に服装を気をつける必要があります。特に、参拝するタイ人や外国人観光客が多いお寺では、服装をチェックする係員がいる場合もあるので、注意しましょう。
ならば、人が少ないお寺ならどんな格好でもOKなのか?と言ったらそれは違います。ただ、服装をチェックする係員がいないだけで、「お寺は神聖なる場所」であって、キャーキャーと「観光」する場所ではないという事を肝に銘じておきましょう。
仮に、日本の明治神宮で初詣の際に、外国人がキャーキャーと騒いでいたらどう思いますか?それと同じです。
タイのお寺で禁止されている服装
タイのお寺において下記に示す4つの服装は、特に厳しく禁止されています。
- ノースリーブ
- ミニスカート
- タイトパンツ
- ショートパンツ
基本的に肌の露出が多い服装が禁止されています。
男性の場合は、ひざ上までのショートパンツが禁止されているお寺が多いですが、女性と比べるとそこまで厳格ではない場合が多いようです。
タイに訪れた後で、「ルールを知らなかった」や「服を持ってきていない」と言った方もご安心ください。
ほとんどのお寺、特に服装チェックを行っているお寺では、羽織物の服を無料(ごくまれに有料の場所もある)で貸し出してもらえます。
その他注意すべき服装
上記4つほど厳格ではないにしても、禁止されているお寺もあるという服装を確認しておきましょう。
- ヨレたズボン
- サンダル
複数または大きな穴が開いているジーンズ等は要注意です(普通のジーンズはOK)。
また、サンダルを仮に禁止されていた場合、もし、サンダルで来てしまうとその場で「お帰り下さい」になってしまうので注意が必要です(バンコク市内のお寺であれば大丈夫でしょう)。
理想的な格好は、「Tシャツ」「ポロシャツ」と「長ズボン」「ひざ下まである半ズボン」と「スニーカー」です。
あまり心配しすぎても仕方ないので、「注意されたら着替えればいいや」くらいの気持ちで観光するのが良いでしょう。もちろん節度ある常識的な服を着た上でですが。