初めての方も、2回目以上アユタヤに観光に行かれている方も、タイ在住で日本からのお客様を案内する方も、大満足のアユタヤ遺跡日帰り観光モデルコースをご紹介いたします。アユタヤへ5回以上観光で訪れている管理人が厳選する案内図です。
目次
アユタヤ遺跡観光タイムスケジュール
アユタヤ遺跡観光タイムスケジュール | |
---|---|
8:30 | バンコク出発 |
10:20 | アユタヤ遺跡到着 |
10:30 | ワットマハタート観光 |
10:50 | 移動 |
11:00 | レンタル自転車 |
11:20 | 移動 |
11:30 | ワットラートブラナ観光 |
11:50 | 移動 |
12:10 | ワットプラシーサンペット観光 |
12:40 | 移動 |
13:00 | ワットプララーム観光 |
13:20 | 移動 |
13:40 | 昼ごはん休憩 |
14:30 | 移動 |
14:50 | ワットローカヤスタラーム観光 |
15:10 | 移動 |
15:30 | 象乗り体験 |
16:00 | 移動 |
16:10 | 自転車返却・ワットマハタート到着 |
16:30 | アユタヤ出発 |
19:00 | バンコク到着 |
間違いなく、アユタヤの主要遺跡を全部訪れることが出来るように、かつ、かなり余裕を持ったタイムスケジュールになっています。
体力に自信がある方やアグレッシブな方は、アユタヤ歴史公園内の他の小さな遺跡も巡ることが十分可能です。
アユタヤ遺跡を訪れたら必ず行くべき場所のみ(むしろ他はかなりの専門家じゃないとわからない)を今回ご紹介しています。
アユタヤ遺跡の入場料はいくら?
アユタヤ遺跡の入場料は、各遺跡ごとにチケット売り場があり、
- 1寺院ごとの50バーツ1回券
- 6寺院入場可の220バーツ1日券
の2種類があります。
こちらの地図が、アユタヤ遺跡の有料寺院です。
- ワットプラマハタート
- ワットラチャブラナ
- ワットプラシーサンペット
- ワットプララーム
- ワットチャイワッタナーラーム
- ワットヤイチャイモンコン
※各寺院50バーツ、ワットヤイチャイモンコンのみ20バーツ
そして今回のモデルコースで行く予定の寺院は、
- ワットプラマハタート
- ワットラチャブラナ
- ワットプラシーサンペット
- ワットプララーム
ワットチャイワッタナーラームワットヤイチャイモンコン
プラス
- ワットローカヤスターラーム
- 象乗り体験
もちろん、「ワットチャイワッタナーラーム」は、少し遠いですが行く時間は十分にあります。
ただ、なぜ今回のモデルコースに入れなかったかと言うと、
- アユタヤ遺跡群から距離がある
- チャオプラヤー川を渡る橋が急角度
- 道案内の看板が少なく場所がわかりづらい
アユタヤに初めて行く人でも安全・快適に観光できるコースを設定しています。
かつ、ゆっくりと巡って「アユタヤ遺跡を満喫できるように」との想いもあります。
多くの寺院を訪れたはいいけど、自転車に長時間乗って「ケツが痛くなった」という思い出しか残らなかったら寂しいですからね。
今回訪れる有料寺院は4つなので200バーツ相当ですが、時間が余ったら訪れたいとの思うかもしれないので、220バーツの1日券を買っても良いと思います。
(但し、6寺院1日券は入場寺院ごとに券の後ろにスタンプを押されるので再入場はできないと思います。たぶん。)
もし、訪れることが出来なかった方が後悔しないように、それぞれを紹介しておきます。
「ワットチャイワッタナーラーム」は、大きく広がる土地に状態が良いまま残されている遺跡です。
「ボロマコート王」時代に建てられたと書いてありました。
一方、「ワットヤイチャイモンコン」は、タイ人から非常に人気のあるお寺で管理人も大のお気に入りです。
但し、「ワットチャイワッタナーラーム」と「ワットヤイチャイモンコン」は、アユタヤ歴史公園を挟んで両サイドにあるので、片側に行くともう片側に行く気力は無くなると思います。
※アユタヤを極めたい方はこちら
-
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アユタヤ遺跡日帰りモデルコース
バンコクからアユタヤまでの移動手段は、記事最下部に記載します。
バンコクからの乗り合いバンは、「ワットマハタート」の駐車場に到着します。
ワットマハタートWat Maha That
- ワットマハータート
はい、きました。
アユタヤ遺跡=「木に埋まった仏像!!」ですね。
下記に説明するバンコクからのロットゥーは、このワットプラマハータートの駐車場に到着します。
他にも、この「ワットマハータート」はビルマ(現ミャンマー)との戦いで失われた仏像の面影を見ることが出来ます。
正直、管理人を含めて多くの方は、アユタヤ遺跡で、ここ以外は知らないという人がほとんどだと思います。
「木に埋もれた仏像」を見つけるまでは、出ちゃいけませんよ!!
レンタサイクル屋で自転車を借りる
- レンタサイクル屋で自転車を借りる
ワットマハタートの観光を終えて、すぐ隣に「ワットラチャブラナがあるから行こう」と、ちょっと待ってください。
歩いて、巡ることもできると思いますが、「自転車」で巡ったほうがより快適に観光できます。
「ワットマハタート」から道路に出て、右側に少し進み道路を渡ると、「レストラン」兼「レンタサイクル屋」があります。
レストランの従業員に言って自転車を借りましょう。「パスポート」もしくは「タイの免許証等の身分証明書」を預ける必要があります。料金は1日50バーツです。アユタヤのレンタサイクル屋は全部50バーツで統一しています。
ワットラーチャブーラナWat Ratchaburana
ワット・ラーチャブーラナは、1424年にアユタヤ王朝の王サームプラヤー(ボーロマラーチャーティラート2世)により創設され、父ナカリンタラーティラート(インタラーチャー1世)の王位継承による決闘で死に至った2人の兄弟の火葬場所に構築された。
ワットラチャブラナは、壮絶な歴史の中にできた遺物なのですね。
トウモロコシ型の建物が門から覗いています。
ワットプラシーサンペットWat Pra Srisanpet
ラーマーティボーディー2世(1491 - 29年)の時代、現存する仏塔のうち東側の2つが建てられ、それぞれラーマーティボーディー2世の父であるトライローカナート王、前述・ラーマーティボーディー2世の兄であるボーロマラーチャーティラート3世の遺骨がそれぞれ納められた。この後、ラーマーティボーディー2世が崩御すると3つ目の仏塔が建てられ、その遺骨が納められた。
ちょっとわかりづらい説明ですが、要するに
- ラーマーティボーディー2世
- ラーマーティボーディー2世の父(トライローカナート王)
- ラーマーティボーディー2世の兄(ボーロマラーチャーティラート3世)
の遺骨を納めた仏塔(チェディー)ということです。
アユタヤ遺跡は、1991年に「古都アユタヤ(Historic of Ayutthaya)」としてユネスコ(UNESCO)から世界文化遺産として登録されています。
その中でも、「ワットマハータート」とこの「ワットプラシーサンペット」は特に有名で、「ワットプラシーサンペット」の前にはユネスコの記念碑が建っています。
ワットプララームWat Pra Ram
トウモロコシ、以上。
ワットローカヤスターラームWat Lokayasutharam
この「ワットローカヤスターラーム」ですが、ガイドブック等では「黄色の袈裟を着た涅槃仏」として紹介されていますが、ここ5年間で黄色の袈裟を着ている姿を見たことがありません(工事中(修復中)の現場は見たことありますが)。なので、期待して見に行くとがっかりします。
また、ゲーム・スト2(ストリートファイター2)のサガットのステージでモデルとなっている場所としても有名です。
ワットローカヤスターラームの仏像(涅槃仏)は、日本でもよく知られている「北枕」の状態で横たわっています。
象乗り体験
アユタヤに行ったら体験したいのが、この象乗り体験です。
値段は、所要時間10~15分で1人400バーツと少々お高めですが、この乗り心地の悪さを一度は体験してみてはいかがですか?
チケット売り場は、象が待機している場所の裏手にあります。
チケットを購入しそのまま象乗り場に向かいましょう。
象は、そのまま公道に出ていきワットプラシーサンペット付近でUターンして戻ってきます。
アユタヤ遺跡への行き方
アユタヤ遺跡へは電車で行く方も多いと思いますが、駅からアユタヤ遺跡まで行かなければなりません。
バンコク中心部の「マッカサン駅」から「ワットマハタート」までの乗り合いバンを利用すると、降りた瞬間から観光を始めることが出来る上に、バンコクのアクセスも非常に良いです。
【行き】バンコク(マッカサン駅)発アユタヤ(ワットマハタート)行きロットゥーの予約(片道)
【帰り】アユタヤ(ワットマハタート)発バンコク(マッカサン駅)行きロットゥーの予約(片道)
※下記サイトはバンコクのロットゥー乗り場案内になります。
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マッカサン駅ロットゥー乗り場 - 観光名所への行き方 タイランド
当サイトからチケットを購入された方へ向けて、マッカサン駅発のロットゥー乗り場をご紹介するページになります。 マッカサン駅の場所 マッカサン駅は、スワンナプーム空港を起点とした「エアポートレイルリンク」
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アユタヤの地図
アユタヤ県は、バンコクから約100km北に位置しており、バンコクから片道約2時間前後と日帰り観光ができるために観光客が多く訪れる都市です。アユタヤは、スコータイ王朝に次ぐ、2番目の王朝であるアユタヤ王 ...