ダムヌンサドゥアク水上マーケットは、バンコクにある他の水上マーケットと違い、水上ボートに乗りながら買い物を楽しむというエンターテイメント型水上マーケットです。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットの場所
ダムヌンサドゥアク水上マーケットは、バンコクから西方向のラチャブリー県にあり、バンコクから約100km、車で約2時間30分の場所に位置しています。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットへの行き方
ダムヌンサドゥアク水上マーケットへは、下記の移動手段があります。
- バンコク南バスターミナル(サイタイマイ)からバスで行く
- セントラルピンクラオ(バンコク南バスターミナル経由)もしくは旧バンコク南バスターミナル(サイタイガオ)からロットゥー(乗合バン)で行く
- バンコクからタイ国鉄でメークローンまで行き、ソンテウで行く
ダムヌンサドゥアック水上マーケットは、午前中に行くのがベスト(午後は暑いのと多くの店が閉まってしまうため)なので、メークローン経由は、時間的に厳しいと思います。
-
【折り畳み市場】メークロン市場への行き方(路線図と時刻表)
メークロン市場 バンコクからメークロン市場への行き方についてご紹介します。メークロン市場は、サムットソンクラーム県にある国鉄メークローン駅のすぐ目の前にある市場で、簡易屋根が線路の上を囲むように続いて ...
今回は、バンコク南バスターミナル(サイタイマイ)からバスで行く方法についてご紹介します。
バンコク南バスターミナルからダムヌンサドゥアック水上マーケットへ行くバスのチケット売り場は、ロットゥー乗り場にあります。
バンコク南バスターミナルのロットゥー乗り場は、バスターミナルの建物の脇にあります(ガソリンスタンド側で、建物には入りません)。
-
バンコク南(サイタイマイ)バスターミナル(路線図と時刻表)
バンコク南バスターミナルはタリンチャンにある長距離バスターミナルです。「ホアヒン」や「プーケット」等のタイ南部地方へ行くバスターミナルです。 バンコク南(サイタイマイ)バスターミナル バンコク南バスタ ...
ダムヌンサドゥアック水上マーケット行きバスのチケット売り場は、このロットゥー乗り場の2番カウンターになります。
チケット代は、片道64バーツです。
チケットを購入すると78番のバスへ連れて行ってくれます(ロットゥー乗り場のすぐ脇に停車しています)。
バスは結構快適で、ガラガラでも発車します。
このバスは、ナコンパトム経由の路線バスも兼ねているので途中で乗客の乗降車があります。
所要時間は約2時間です。
「ダムヌンサドゥアック水上マーケットに到着です。」
って思ったら、水上マーケットらしきものが見当たりません。
※ここからが重要です。
バンコクからのバス及びロットゥーのバスターミナルは、ダムヌンサドゥアック水上マーケットから離れた位置にあります。
(ロットゥーも同じ場所です。ロットゥーで行く場合は、バンコクから80バーツ。)
このバスターミナルから、ダムヌンサドゥアック水上マーケットへ行く方法は2種類あります。
- バイクタクシーで行く
- 徒歩で行く
バイクタクシーで行く場合は、
バスターミナルは、橋の脇道にあるので大通りにあるソンテウ乗り場まで戻ります。
そこでバイクタクシーをつかまえてダムヌンサドゥアック水上マーケットまで行きます(30バーツ)。
但し、バイクタクシーが来る保証はありません。
徒歩で行く場合は、
車に気をつけながら橋を渡り、途中右折してひたすら歩けば着きます(約40分)。
ここまで説明してきて、話をひっくり返すのですが、自力で行くことはあまりおすすめしません。
なぜなら、
- 第1にバスターミナルからが不便
- 第2に「ぼったくり」が多い(2018年9月現在)
からです。
絶対にやってはいけないことをお話しします(私は騙されました)。
バンコク南バスターミナルのチケット売り場の写真に写っている赤いコスチュームを着た女性は、バスに添乗し、ダムヌンサドゥアックバスターミナルまで行きます。
先にも説明した通り、バスは路線バスとしても利用されているので、料金を回収する仕事があるのはわかります。
しかし、この女性が実に「くせ者」です。
バスターミナルまで行った乗客は私と他1グループで、バスを降りると手招きをして、写真のバスターミナル横にあるボート乗り場に連れて行きました。
直感的に「怪しい」と感じた私は、「これ(ボート)はいくらですか?」と聞きました。
それでも、「Buy Ticket Office」という意味不明な言葉を繰り返すだけでした。
半ば強制的にボートに乗せられ、着いた場所が「ぼったくりツアー会社」の船着き場。
この「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」は、水上マーケットを中心に水路が張り巡らされており、水上マーケットのツアー会社がいくつも(何社も)存在しています。
当然、ツアー会社によって料金は自由に設定されています。
バスターミナルからボートで連れてこられたツアー会社は、「1,500~2,000バーツ」という法外な値段を提示してきました。
私は、歩いて水上マーケットまで行くといって、ボートを降りて出ようとすると、目の前に立ちふさがり、歩いていくならここまでのボート代300バーツを払えと言ってきたので、こちらも「カチーン」ときて、「説明もないのに無理やりにボートに乗せたのはお前だろ!!払わない!!」と言ってスタスタと出ていきました。後ろでタイ語で文句を言っているのが聞こえましたが無視して出ていきました。
皆さんも、このバスを利用する際は、絶対にバスターミナル横のボートには乗らないように気をつけてください。
これが、ツアーで行ったほうが良い理由の一つです。
水上ボートの値段
では、水上マーケットの適正なボートの値段はいくらなのでしょうか?
ボートの値段の話をする前に、「そもそもボートに乗る必要があるのか?」という疑問があると思いますが、結論は、「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」でボートに乗らないと「買い物ができない」ということです。
ほぼすべての店が、川に向けて店を構えており、また、ボートに乗って「ココナッツジュース」や「ビール」を売る人もいます。
この水上マーケットは、ボートに乗って水上マーケットの雰囲気を味わうことが出来る為に観光客に人気のスポットとなっています。
バンコク近郊の水上マーケットは、川辺に店を構えていたり、ボートに乗って売っている人もいるけど、観光客がボートに乗って買い物を楽しむことが出来るスポットは、この「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」だけです。
だから、決して近いとは言えない(バンコクから約2~3時間の距離)場所でも足を運ぶのだと思います。
さて、肝心のボートの値段ですが、ボートは2種類あります。
- モーター付きボート
- 手漕ぎボート
どちらのボートも運転手が付きますので、自分でこぐ必要は全くありません。
モーター付きボートと手漕ぎボートの違いは、「スピード」だけです。
そもそも、狭い水路を買い物をしながら進むので、スピードの違いは、水上マーケットからボート乗り場の間だけでしょう。
あと、モーター付きボートはお飾りのようなビニールシートが上についているため、暑さや雨を若干しのぐことが出来ます。
借りるのは、1時間で十分だと思います。
値段は、見えづらい写真ですが、
- モーター付きボート タイ人:800THB/時間 外国人:2,000THB/時間を超えない範囲
- 手漕ぎボート タイ人:400THB/時間 外国人:400THB/時間を超えない範囲
なんだこの「値段を超えない範囲」って?
こんな、集団でぼったくりを推奨している地域は初めて見ました。。。
何か所かまわって値段を調査しましたが、
モーター付きボートは1,500~2,000バーツ、手漕ぎボートは600~800バーツの提示がほとんどでした(もうすでに手漕ぎボートの値段がルール違反なんですが。。。)。
繰り返しになりますが、バンコクから決して近くはありませんが(日帰り旅行向け)、アトラクションスポットとして一度は経験してみることをおすすめします。
ぼったくりに会いたくない!という方は、安心安全に観光するためにも、ぜひ事前にツアーを予約しておくことをお勧めします。ダムヌンサドゥアック水上マーケット、メークロン市場がセットになったお得なツアーです。
ダムヌンサドゥアック水上マーケット・メークロン市場ツアーの予約はこちら
※ラーチャブリー県の地図
-
ラーチャブリー県の地図
ラーチャブリー県は、タイ中部に位置しており、ナコンパトム県、カンチャナブリー県、サムットサコーン県、サムットソンクラーム県、ペッチャブリー県と県境を接しています。また、ミャンマーとも国境を接しています ...