バンコク・ラマ9世通りでカオモックガイ(カオモッガイ)の美味しい3店を紹介します。
カオモックガイは、タイ風ビリヤニでハラル食品としてイスラム系の方に人気の食べ物です。
カレースパイスや香辛料と炊かれた黄色のご飯に骨付き鶏モモがのっているのが特徴です。
主に、緑色の甘いナムチム(タレ)が一緒についてきて、それをご飯や鶏肉に少しずつかけて食べます。
ビリヤニと違い辛さはほとんどなく、はまると毎日食べても飽きない日本人の口に合う料理です。
カオモックガイの美味しい店の場所
- 名称:Ahmad Rosdee
- タイ語:อะหมัดรสดี&ครัวไท
- 営業時間:8:30~16:30
- 名称:Jeerapan
- タイ語:จีระพันธ์
- 営業時間:8:00~21:00
スクンビット通りから行く場合は、BTSプラカノン駅近くのスクンビットソイ71(通称プリーディー通り)を進み、クロンタン(交差点)やラムカムヘーン駅を通り過ぎ、ラマ9世通りを右折して少し進んだ場所にあります。
Ahmad Rosdeeは、店の裏に駐車場がありますが、Jeerapanは駐車場が無いので店の前に路駐している車が多くあります(自己責任で)。
歩いて行く場合は、かなり厳しいですが(約30分くらい)ARLラムカムヘーン駅から同様の道順で行く事ができます。
プラカノン駅やラムカムヘーン駅からタクシーで行くのが無難です。
Ahmad Rosdee
Ahmad Rosdeeは、交差点から手前側にあるカフェスタイルのお店です。
タイ人に連れて行ってもらって、タイで最初にカオモックガイを食べたのがこの店です。
その時は、改装前だったのですが、タイ料理は辛いものばっかりというイメージを覆し、こんな美味しい料理もあるんだと思ったことを覚えています。
店内は、エアコンと扇風機の2段構えで、清潔感もあり、デパートに入っているレストランとほぼ変わりません。
Ahmad Rosdeeのメニュー紹介です。
メインのカオモックガイ(チキンビリヤニ)は65バーツ。他にもビーフやマトンもあるのでお好みで注文してください。
サテは、15本(135バーツ~)から注文できます。
カオモックガイの登場です。
こちらは、スペシャル(ピセー)のカオモッガイです。
普通サイズと大盛りの違いは、チキンが1本か2本かの違いだけで、ご飯の量はさほど変わりません。
備え付けの緑のナムチムをスプーンで少しだけすくって、ご飯やチキンにかけて食べるのが一般的です。
ナムチムは、表現が難しいですが甘酸っぱい独特の味なので、好みでない方はかけなくてもご飯やチキンにしっかり味がついているので食べることができます。
やっぱり何度食べても、また食べたくなる味です。
普段は注文しませんが、今回はサテも注文してみました。
独特の甘みを持ったチキンのひき肉ステーキです。
ちょっと前までは、屋台(5~10バーツ)で売っているのをよく見かけましたが、最近はあまり見かけませんね(私が避けているだけかもしれませんが)。
好きな人はいると思いますが、私はこのしつこい甘さが苦手で1~2本でもう十分という気持ちになります。
Jeerapan
Jeerapanは、Ahmad Rosdeeからさらに進んだ赤い建物が目印のレストランです。
個人的に、こちらのビリヤニ(ご飯)の方が味付けがしっかりしているので、好んで来店しています(Ahmad Rosdeeも十分美味しいです)。
建物を入ると座席が広がっていますが、入って左側のエアコンがついている部屋でほとんどの方は食べています(エアコン付きの部屋が全席埋まっている場合のみ外で食べるイメージです)。
Jeerapanのメニュー紹介です。
メニューはほぼ変わらず、カオモックガイ、サテ、スープ、麺類、飲み物です。
こちらのカオモックガイは60バーツで、大盛りもあります(大盛りは先ほど説明したようにチキンの数が違うだけ)。
カオモックガイが来ました。あれ、ご飯の量が少なくなってる?
今話題のステルス値上げ(量を減らして価格を据え置くこと)ってやつですか?
気のせいだと信じ込み、食べることにします。
やっぱり、うまい~。
交通の便は良くないけど、それでも来る価値は十分にあるとおすすめのレストランです。
それに、日本食レストランのようにサービス料だのVATだのを取らないでメニューに書かれている値段だけなのもまたタイレストランの魅力ですよね。
また、デザートにはロティーも是非注文してみて下さい。ハマる事間違いなし!!
Niya Kao Mok Kai
Niya Kao Mok Kaiは、上記2店とは異なり、安くてそれなりのカオモッガイ屋です。
「それなり」というのは、決して悪い意味ではなく、すごくおいしいというわけではないけど毎日のご飯にできる無難な味という意味です。
なので、立地があまり良くないにもかかわらず、お客さんが絶えない理由もうなずけます。
バス停はあるけどバスは無く、タクシーもしくはシーコンスクエアからプラウェート行きのロットゥーに乗っていくしかありません。
交通の便が良くないので、ラーマ9世公園に用事があるときに訪れるのがベストです。
Niya Kao Mok Kaiの注文は、記入方式です。
でも安心してください。タイ語の文字の横に数字を書くだけです。
一番上に書かれている「ข้าวหมกไก」がカオモッガイです。
メニューの上から順に、
- カオモッガイ 40バーツ
- カオモッガイトート(揚げたチキン) 40バーツ
- カオモッガイヤーン(焼いたチキン) 50バーツ
- カオモッガイセープ(辛いチキン) 50バーツ
これだけ覚えれば、その横に数字を書くだけです。
もし麺類が食べたい場合は、メニューの中央あたりにあるก๋วยเตี๋ยว(クワイティアオ)の横に数字を書きます。
クワイティアオを注文する際は、麺の種類(バミーなど)も口頭で一緒に伝えます。
ちなみにこの店では、
- クワイティアオヌア(牛肉入り麺) 50バーツ
- クワイティアオガイ(鶏肉入り麺) 40バーツ
の2品目だけです。
紙に書いて店員に渡したら、しばし料理を待ちます(だいたい3~5分くらいです)。
カオモッガイトートとクワイティアオヌアを注文しました。
水はセルフサービスです。
カオモッガイトートです。
鶏肉は、完全にカオマンガイに乗っているものと同じです。
備え付けのナムチムは甘いので、テーブル脇に備え付けられている緑色のナムチムで食べるのがおすすめです。
食べた感想は、量は多めですがくせがなくパクパク食べ進められます。
飾らない庶民派のレストランがいいですね。
つづいて、クワイティアオヌア(バミー)です。
見た目よりかなりうまい!!
バンコクのクワイティアオは見た目重視ですが(ここも一応バンコクですが・・・)、このローカル感がタイにいるんだなって感じさせてくれます。
2つ注文してたったの90バーツ!!
レストランに屋根はありますが、扉はないオープンタイプなので、ハエは普通に飛んでいます。
衛生面なんて気にしない(そこまで汚くないのでご安心を)!!という猛者は是非足を運んでみてください。