ナコンサワンと言えば、タイ北部の入口の県として有名で、ここからピッサヌローク・スコータイ方面とチェンマイ方面に分岐しています。また、チャオプラヤー川の起点ともなっています。
チェンマイから流れてくるピン川とナーンから流れてくるナーン川が合流し、チャオプラヤー川に流れ込んでいます。
目次
ナコンサワンの観光スポット
ワットナコンサワンWat Nakhon Sawan
ワットナコンサワンは、ナコンサワンを代表するお寺です。
市街地中心部の南側、チャオプラヤー川にほど近い場所に位置しています。
また、ワットナコンがサワンは、大通りに面していますが、一方通行が多いので、車で行く際は通り過ぎてしまうとグルグルと近辺をまわってしまうことになるので注意しましょう。
本堂の仏像は、大きな寺院にしてはかなり質素な造りになっています。
また、ナコンサワンの名を冠した大きなお寺にも関わらず、参拝客も数えるほどしかいませんでした。
ナコンサワンの地域の方は、あまり参拝しないのでしょうか。
このお寺で、有名なのが背中合わせになっている白い仏像です。
この仏像は、東と西を向いています。
非常に珍しいので、是非拝見してみて下さい。
ナコンサワンタワーNakhon Sawan Tower
ナコンサワンタワーは、ナコンサワン市街地の北側にある山(丘)の頂上付近にあり市街を一望できる展望タワーです。
全高32mで10階建て(エレベーターは9階まで)となっています。
同じく山(丘)の頂上付近にあるワットキーリーウォンからも市街地が一望できるため、あまり価値はないかもしれません。
入口でチケット(20バーツ)を購入し、エレベーターで9階に上がります。
(螺旋階段が1階から続いているので体力がある方や運動をしたい方は階段で上がることもできます)
9階に着いたら目の前にある階段を登ると、10階の展望フロアに到着します。
ナコンサワンタワーの良いところは、360度の景色が見渡せることと、ワットキーリーウォン及びチュラマニーチェディを眺望できることです。
望遠鏡はありませんので、がっかりすることを覚悟のうえで登ると楽しむことができるかもしれません。
ワットキーリーウォンWat Kiri Wong
ナコンサワンタワーとワットキリーウォンは、市街地北側から丘(山)を登った場所にあります。
市街地は、平地なのに大きな丘が急に現れている感じです。
地図で見るとわかりますが、この丘があるので、ピン川、チャオプラヤー川がまっすぐに行けずこの丘を囲むように流れているのがわかると思います。
ワットキーリーウォンは、ナコンサワンタワーからさらに先に150メートル位進んだ場所にあるお寺です。
寺院内にある黄金の仏塔プラチュラマニーチェディが有名です。
お寺に入ると1階が礼拝堂になっています。
ちなみに、入口で靴を脱いでからお寺に入りましょう。
礼拝堂の仏像の奥から光が差し込んでいますが、ここがチェディへの入口になります。
奥の出口を抜けるとプラチュラマニーチェディへと登る階段があります。
30段程度なのでそれほど大変ではありません。
チェディの地上階は、チェディの周りを1周できる構造になっており、ナコンサワンタワーと同様に市街を一望できます。
館内は、高僧の像、フットプリント及びお守りの販売所があります。
チェディ内の階段を登ると、上の階にはお坊さんがおり、祈祷してもらうことができます。
さらにもう1段上がると、屋上階となり仏塔の先端を近くで見ることができます。
この仏塔の中は部屋になっており、プラチュラマニーチェディのレプリカが中央に置かれています。
また、部屋の上を見上げるとチェディの内側はきれいな絵が描かれています。
タイ国内には多くのチェディがありますが、中に入ることができるのは珍しく、またとても立派で見ごたえのあるチェディは必見です。
サワンパークSawan Park
サワンパークは、市街中心部にあるチャイクルイ湖周辺の公園です。
湖を横断するように白い橋がかかっており気分が安らぎます。
また、周辺の道が舗装されており、ランニングロードとなっています。
そして、サワンパークの西側には謎の中華風モニュメントがあります。
なぜかわかりませんが、この公園を囲むように柵が張り巡らされていますので、入口を見つけるのが結構大変だったりします。
ナコンサワンは、滞在時間があまり長くなく、ブンボーラペット水族館も近くまでは行ったのですが中には入っていません。
次回行く機会があったら、記事に追記したいと思います。
パーサーン Pasan
パーサーンは、チャオプラヤー川の起点となる地点に設置されたモニュメントです。
チャオプラヤー川はこの地点から、チェンマイまで続くピン川とナーンまで続くナーン川に分岐します。
パーサーンでは、3つに分岐する川を眺めることができます。
半島の先端に架かる茶色の橋がパーサーンです。
このモニュメントの上に登り(なだらかなスロープになっているので楽に登れます)、橋の上から3つの川を眺望することができます。
また、モニュメントの下には舞台が設置されており、コンサートが開かれます。
モニュメントに上る途中には、パーサーン(The Origin of Chaophraya River)と書かれています。
バンコクからタイの最北端であるチェンマイとナーンへ続く川の分岐は感慨深いものがあります。
エンジニアシープファーム Engineer Sheep Farm
エンジニアシープファームは、無料でヒツジや馬などと触れ合える牧場です。
ナコンサワン市街地から南側に広がる軍事施設の近くにあります。
エンジニアシープファームは、大きく3か所に分けられます。
- コーヒー屋&タイ料理屋
- 羊牧場&馬乗り場
- アニマル広場(小動物)
駐車場近くの牧場側にはコーヒー屋、反対側にはタイ料理屋があります。
コーヒー屋からは牧場を眺めることができます。
羊牧場の近くには、羊の餌が販売されており、草は1束5バーツ、錠剤の餌は1杯20バーツです。
また、餌売り場の横には、乗馬コーナーの受付があります。
馬はよくあるポニータイプではなく、通常の馬なので大人でも楽しむことができます(逆に子供は危ないかもしれません)。
値段は、写真が50バーツ、馬に乗るのが50バーツ、馬に乗って周回するのが100バーツ、馬に乗って長く周回するのが200バーツです。
牧場から奥(道路と反対側)に進むと、ANIMAL LANDと書かれた看板があり、中をくぐって行くと様々な小動物と触れ合うことができます。
子ウサギや放し飼いになっているニワトリとヒヨコ、白鳥やカエルなど、園内は小さいですがほのぼのとした雰囲気を味わうことができます。
入場は無料で、国道1号線から車で5分程度なので、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※ナコンサワンの地図
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ナコンサワン県の地図とホテル紹介
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