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タイの挨拶サワディーカップを徹底解説

タイの挨拶

タイの挨拶としてサワディーカップと言いながら合掌して拝んでいる姿を想像する方も多いと思います。
両手を合わせて合掌する挨拶のことをタイ語でワイと言います。
しかしながら、仕事でタイに訪れる場合を除いて、観光で訪れる場合はワイを見ない方も多いかと思います。
タイのあいさつについて紹介していきます。

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あいさつで男女の違いについて

初めに、タイ語では男女で言葉の末尾に付ける言葉が違います。
日本でも、男性なら「・・・だろ?」、女性なら「・・・ですよね?」と言ったように言い回しが若干異なると思います。

タイ語では、男性なら「カップ」女性なら「カー」を言葉の末尾につけます。

  • 男性:ครับ(クラップ)
  • 女性:ค่ะ(カー)

男性のクラップは、言葉で書くとクラップと読めますが、口語での発音は「カップ」になります。
ちなみに、タイではレディーボーイ(女性のように振る舞う男性)が会社でも見かけるくらい社会で容認されており、
彼ら(彼女ら?)は当然のように「カー」と発音します。

日本人の男性でも「ありがとう」のことを「コップンカー」と言う人が結構いますが、相手からはレディーボーイに思われているかもしれませんね。
(挨拶はサワディーカップと言うのに、ありがとうは(女性言葉の)コップンカーと言う人が多いタイ語の七不思議)

サワディーカップについて

タイでは、「おはよう」・「こんにちは」・「こんばんは」の全てのシーンで「サワディー」を使うことができます。
「おはよう」をタイ語にすると、「サワディー」に朝を表す「トーンチャオ」を付けて「サワディートーンチャオ」と表現できますが、覚えるのは全くもって不要です(タイ人もほとんど使いません)。
男性なら「サワディーカップ」、女性なら「サワディーカー」これだけです。

  • 男性:สวัสดีครับ(サワディークラップ)
  • 女性:สวัสดีค่ะ(サワディーカー)

また、サワディーカップの後に名前を読んであげるのがより丁寧です。
日本の「~さん」は、タイ語では「クン~」と言います。
山田さんおはよう!!というのであれば、サワディーカップ クン ヤマダと言いましょう。

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サワディーの英語表記

サワディーの英語表記は「Sawasdee」と「sawadee」の2種類が一般的です。
空港や街中のフォーマルなところでは「Sawasdee」と書かれているのをよく見かけます。

「Sawasdee」はタイ語表記から、「sawadee」は口語から来ています。

タイ人が話す挨拶は「サワッディーカップ」と小さな「ッ」が入っているように聞こえます。
これは、タイ語のサワディー「สวัสดี」の左から3番目の文字である「ส」が英語で言うと「S」に相当する文字だからです(1文字目と同じです)。
分解すると「ส=sa」「วั=wa」「ส=s」「ดี=dee」となります。
※上記英語表記は、文字を「当て字」として変換したもので、発音としては「サワットディー(3番目の文字は「t」に変換される)」になります。

あいさつに「ワイ」は必要?

タイでは、合掌してサワディーカップと言うイメージが強いかと思います。
両手を合わせて合掌して挨拶することをタイ語でワイと言います。

日本の「いただきます」のように手を合わせる作法は、「ワイ」としては間違いです。
タイは仏教の国であり、「ワイ」は蓮の蕾を表しています。(近年では知らない人も増えてきているようです)
従いまして、首元付近で手を蕾のように少し膨らませて頭を少し下げるのが正式な作法となります。
手を合わせる蕾の大きさと手の位置(高さ)は、尊敬の程度を表すことができます。

「ワイ」はかなりフォーマルな挨拶なので、外国人(タイ人以外)が使う事はほとんどありません。
※使う場面としては、会社で部下が挨拶(ワイ)してきた場合、お寺で僧侶に挨拶する場合、タイ人の親戚(いる場合)に挨拶する場合など。

タイの挨拶マナーについて

「ワイ」は、基本的に年下から年上に最初に行い、年上が「ワイ」を返します。
「ワイ」で挨拶されたら、「ワイ」で返すことが挨拶マナーです。
ワイで返す必要がないのは、国王と僧侶(お坊さん)だけです。

また、女性への握手での挨拶は厳禁です(日本でも同じだと思いますが)。
女性から手を差し伸べてきた場合のみ握手で挨拶しましょう。

日常での挨拶は?

二度三度と複数回会っている日常での友達との挨拶には「ハイ」や「ハロー」を使うことが多いです。
ハローはもちろん英語の「Hey」「Hello」です。
タイ語学校を通ったことある方のあるあるですが、タイ語の文字「ฮัลโหล」はハンローと書きますが、実際口語で発音するときは「ハロー」です。

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