ワットインターラームウォラウィハーンは、トンブリー区にある第3級王室仏教寺院です。
ワットインターラームは、トンブリー王朝のタークシン王(King Taksin the Great)にとって特別なお寺で、当時はこの地域で最大かつ最も繫栄した寺院であったといわれています。
それを象徴するように、タークシン大王と王妃の遺骨はこのお寺で眠っています。
ワットインターラームวัดอินทารามวรวิหาร
ワットインターラームは、アユタヤ王朝時代に建てられたといわれており、タークシン大王(トンブリー王)時代に完全に修復され、ラーマ3世時代に再び修復されました。
そのため、このワットインターラームは大きく分けて3つの区画に分けられています。
- ラーマ3世エリア
- タークシン大王エリア
- 僧侶居住エリア
大通り(トゥートタイ通り:Thoet Thai)から入って右側にある大きな区画はラーマ3世エリア、大通りからまっすぐ運河まで歩き左側にある小さな区画がタクシン大王エリア、そしてさらに奥にあるのが僧侶の居住エリアになります。
ワットインターラームは、タークシン大王に所縁のあるお寺なので大通りに面したお寺を参拝して帰ることのないように気をつけましょう。
ラーマ3世エリア
- 本堂(New buddhist Temple(King Rama 3))
- タークシン大王像(King Taksin Maharat's statue)
- 寝仏像の寺(右)(Temple of the Reclining Buddha(Right))
- 寝仏像の寺(左)(Temple of the Reclining Buddha(Left))
- 3仏塔(A three stupa)
タークシン大王エリア
- 古い仏教寺院(The old Buddhist Temple)
- タークシン大王の寺(Temple of the King Taksin Maharat)
- 王妃の仏塔(The stupa of the Queen)
- タークシン大王の仏塔(The stupa of the King Taksin Maharat)
- タークシン大王像(King Taksin Maharat's statue)
僧侶居住エリア
- 学校(Phra pra ri yat tham school)
- 僧侶居住エリア(Monk's house)
ラーマ3世エリア
ラーマ3世エリアは、大通りに面した大きな区画のエリアです。
区画の入口を入ると真正面に大きな白く映える本堂が見えます。
また、入って右側には3つの白い仏塔が並んでいます。
こちらのエリアは、タークシン大王エリアより広くて新しくきれいなのですが、参拝者はまばらです。
タークシン大王エリア
本来、このお寺の見どころは、大通りからまっすぐ突き当りまで歩いた左側にある小さくて古くて小さいタークシン大王エリアです。
運河沿い北側に区画への入口があります。入って左側にタクシン大王像があり、その奥のお寺がタークシン大王のお寺になります。
お寺の内部は、中心に黄金の仏像が祀られており、仏像の奥右側に王位時代の像、左側に僧侶時代の像が祀られています。
さらに敷地の反対側にはタークシン王及び王妃の2塔の黄金の仏塔が建てられており、ここにタークシン大王は眠っています。
トンブリー時代に1代で現在のタイの原型を築き上げたタークシン大王は、いつまでもトンブリー民にとっての英雄なのかもしれません。
ワットインタラームへの行き方
ワットインタラームへは、BTSポーニミット駅から北側に歩くか、バイクタクシーを利用して行くことができます(タクシーで行くには道幅が狭く嫌がられるかもしれません)。
また、路線バス4番(パーシーチャルン:ワットパークナーム行き)に乗って行くと、ワットインタラーム前のトゥートタイ通りで降りることができます。
※ポーニミット周辺地図
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ポーニミット駅周辺の地図
ポーニミット駅周辺地図 交通機関(駅・バスターミナル) 1.BTSポーニミット駅 BTS近隣の駅 (ナショナルスタジアム方面) S8 ウォンエンヤイ駅 ⇑ S9 ポーニミット駅(Pho Nimit・โ ...