ワットトライミット・世界最大の純金仏像があるお寺

ワットトライミットは、黄金の仏像があるお寺として有名です。
ワットトライミットとは、３人の中国人によって建設されたところから名付けられています。
タイ国鉄の玄関口フアランポーン（バンコク）駅から徒歩５分という好立地も多くの参拝客が訪れる一因となっています。

ワットトライミット Wat Traimit

ワットトライミットといえは、何といっても真っ白な４階建ての四角い塔が真っ先に目に入ります。
この四角の塔は、ワットプラケオ（エメラルド寺院）などで見ることができ、この仏教建築をタイ語でプラ（マハー）モンドップと言います。
プラマハーモンドップの内部は２～３階が展示場、４階がゴールデンブッダが安置されています。
2022年1月現在は、２～３階の展示場は閉鎖されています。

４階の黄金の仏像は、正式名称を（プラ）スコータイトライミット（พระสุโขทัยไตรมิตร）または、プラプッタマハースワンパティマコーン（พระพุทธมหาสุวรรณปฏิมากร）と言います。
世界最大の純金仏像としてギネスブック世界記録に認定されています。
黄金の仏像の手前には、赤いカーペットが敷いてあり、そこでお祈りをします。
写真撮影は自由ですが、赤いカーペットの上では撮影しないようにとの看板が建てられています。
また、黄金の仏像両サイドにある２体の手作りのナーガも必見です。

黄金の仏像が安置されている４階までは靴を履いて登ることができます。
登った先の靴置き場で靴を脱ぎ拝観します。
お寺に入る前に大きな金色の器と１７列×２段になった鐘が並んでいます。

• コイン（硬貨）を両手で挟みお願い事をします
• そのコインを金色の器に投げ入れます
• カタカナの「コ」を描くように手で鐘を鳴らします

また、お寺に入り黄金の仏像を参拝した後、東側の出口から出ると両サイドに大きな器があります。
こちらの器の前には「Donation Good Luck health strong rich like money」と書かれています。
人間の欲の全てが叶うという怪しい器ですが、一応お賽銭っと。。。

ワットトライミットでの禁止事項及び注意事項

ワットトライミットは、比較的厳格なお寺でドレスコードが明記されています。
その他、禁止事項及び注意事項を下記に列記します。

禁止事項

• 仏像の顔を触る
• 仏像または仏像の台座に上る
• 服装規定（タンクトップ、腕や背中が大きく開いた服、短パンは禁止）

注意事項

• カメラ撮影を行う際は、仏像に敬意を払い、座って（仏像の下の位置から）撮るのが望ましい

ワットトライミットへのアクセス

ワットトライミットへはバンコク駅から徒歩で５～１０分ほどで行くことができます。

また、路線バスで行く場合は、２５番：サムローンマーケット～スクンビット通り～王宮地区、５０７番に乗り、ワットトライミットバス停で下車。