日本で拡大を続けている横浜家系ラーメン「壱角家」がタイ・バンコクから1時間ちょっとのパトゥムターニー県にオープンしました。
エッジが効いた醤油豚骨ラーメンがタイでも食べることができるようになりました。
横浜家系ラーメン「壱角家」の行き方とレビューについて紹介していきます。
壱角家ラーメン(ICHIKAKUYA RAMEN)のメニュー
壱角家ラーメン(ICHIKAKUYA RAMEN)のメニュー紹介です。
定番の「横浜家系ラーメン」の普通サイズが200バーツ(税込み)で提供されています。
全てのラーメンでノーマルサイズ(普通)とラージサイズ(大)が表記されており、200~300バーツの価格帯となっています。
主なメニューは下記のとおりです。
- 横浜家系ラーメン(Yokohama Iekei Ramen):N 200 L 230
- 家系MAXラーメン(Iekei MAX Ramen):N 260 L 290
- 赤家系ラーメン(Red Iekei Ramen):N 225 L 255
- 赤家系MAXラーメン(Red Iekei MAX Ramen):N 285 L 315
- 油そば(Abura Soba):N 200 L 230
- 焼餃子(Gyoza):5P 95 10P 170
- ライス(Rice Bowl):25
全て税込み・サービス料込みの値段です。
壱角家ラーメンのレビュー
壱角家ラーメンは日本でも行ったことが無かったので、定番の横浜家系ラーメン(大)を注文。
家系と言えば、当然ライスということで。ライスと焼餃子(5個)も併せて注文。
横浜家系ラーメン(赤家系でない場合)を注文する際には、「塩」・「醤油」のどちらにするか確認されます。
注文する仕草が明らかに日本人と分かってしまったのか、普通に「Shio」「syouyu」と聞いてきました。
タイ語で聞いてきた場合は、「グルア:塩」・「ショーユ:醤油」となります。
本来であれば、麺の固さ(Nodles)、味のエッジ(Taste)、チキンオイルの量(Chicken Oil)を確認されると思ったのですが、そこは聞かれずにスルー。
こだわりがある方は、一緒に注文すること忘れずに(店員が忘れている場合があるので。。)。
注文して待っている間に水(無料)が運ばれてきて、ラーメンとライスも5分とたたないうちに提供されました。
このスピーディーさは、全くストレスが無く素晴らしいの一言。(バンコクにある日系ラーメン店で長く待たされてストレスを感じた事がある方も少なからずいませんか?)
氷水のポットがテーブルに備え付けられているので、水のお代わりは自由です。
ラーメンとライスを一緒に提供してくれるなんて、素晴らしいサービス!!
日本では当たり前かもしれませんが、タイではラーメンを食べ終わるころにライスが来るなんてことは日常茶飯事です。
米はタイ産の日本米ですね。
横浜家系ラーメンは、海苔・ほうれん草・チャーシュー・ウズラの卵がトッピングされています。
トッピングメニューもあるので追加可能ですが、個人的には追加しなくてもちょうどいいバランスになっていると思います。
麺は中太ストレート麺です。
さっそくスープから一口。
クリーミーな豚骨ベースに隠し味としての醤油のエッジが効いています。
麺もすすってみます。
モチモチの中太ストレート麺が、スープをまとって絶品です。
豚骨と言うと、ギトギト濃厚な味をイメージしがちですが、横浜家系ラーメンのスープはかなり上品な味です。
女性が好みそうな上品さがあり、かつ、醤油のエッジが効いているので物足りないと感じることもない絶妙なバランスです。
一口、二口すすっていると餃子がやってきました。
それと同時に、「おろしにんにく」が!!
これは、ラーメンに入れる奴やろ~。
早速、「おろしにんにく」スプーン大盛一杯を投入!!
激うま~!!味が脳天を突き抜けます。
家系ラーメンには、絶対に「おろしにんにく」が必須です。
もし、店員が持ってこなかったら絶対に注文してくださいね。
にんにくはタイ語で「ガティアム」です。たぶん、「にんにく」や「ガーリック」で通じると思いますが。
餃子の方は、1個が大きくボリューミーな質感です。
食べてみると、中はジューシーで肉汁が口の中であふれます。
一般的なパサパサ、スカスカ、ガリガリな餃子とはわけが違います。
餃子にしては、少々値段が高いですが、食べると理由がわかります。
「家系ラーメン大盛」+「ご飯」+「餃子」と水飲み放題でたった350バーツ。
壱角家のキャッチフレーズである「一度食べたらクセになり」「二度食べたら忘れられない」「三度食べたらやめられない」という言葉が全てを代弁しています。
バンコクからMRTとレッドラインで片道約1時間弱約80バーツ。
とてもおいしく、おすすめできるラーメンではありますが、往復で2時間と160バーツの労力とコストを考えるとラーメンを食べるためだけに行くのは推奨しません。
ドンムアン空港やランシット、インパクトアリーナ(ムアントンターニー)などに車で出かける用事があった際などには、立ち寄ってみてください。
【タイ】壱角家ラーメンの行き方
パトゥムターニー県の壱角家の最寄り駅はSRTレッドラインのラックホック駅で、駅から徒歩約15分になります。
バンコクからMRTブルーラインとSRTレッドラインを乗り継いで行くことになります。
まず、MRTブルーラインのバンスー駅まで行き、SRTレッドラインのクルンテープ・アピワット中央駅(バンスー中央駅)に乗り換え、ドンムアン駅の次にある「ラックホック駅」で降ります。
ラックホック駅では、ランシット側の改札口を出て「2・4番出口」(左側)に進んでいきます。
突き当りの「2番出口」を右折して階段を降ります。
降りたところが高架下付近となっており、バイクタクシー乗り場があります。
徒歩15分と遠いことと、行くまでの道(車道)に歩道が無く危険であるため、バイクタクシーで行くことも選択肢の一つではあります。
ただし、ラーメン店からラックホック駅までの帰り道は、バイクタクシーを捕まえるのは難しいかもしれません。
歩いて行く場合の行き方について紹介していきます。
- ラックホック駅下の高架橋をくぐって右側の道に出ます。
- 「R」のマークが付いたマーケットがすぐ見えるので、マーケット沿いを進んでいきます。
- 大通りに出ると小さな橋があるので渡ります。
- 橋を渡り3分くらい歩道のない車道をまっすぐ進んでいきます。
- 手前側に「タノン エークタックシン(タイ語Only。。。)」と書かれた緑色の看板と奥側に「数十頭のシマウマの置物」がある片道2車線の道路を右折します。
- これまた、歩道のない道(車道)を約7分進むと右側に「壱角家ラーメン」があります。
車で行く場合は、10台ほどの駐車場があります。