ホアヒンはバンコクから南西へ約200kmの場所にある観光リゾート地です。
プーミポン前国王の保養所として有名で、きれいな白浜の海辺は絶景です。
バンコクから同じくらいの距離にあるパタヤとホアヒン。どちらも、欧米人が多いことで有名ですが、パタヤを賑やかな町とするならば、ホアヒンはゆったりと時間を過ごせる町です。
ホアヒンの観光スポット
カオタキアップKhao Takiab
カオタキアップは、ホアヒン市街地から約7km南下した場所に位置しています。
カオタキアップはタイ語で「เขาตะเกียบ」と書きます。カオ「เขา」は山、タキアップ「เขาตะเกียบ」はお箸の事で、直訳するとお箸の山となります。
カオタキアップは、文字通り山ですので、カオタキアップ寺院は小高い丘の上にあります。
カオタキアップへは、車やソンテウで行くことになります。
車で行く場合は、寺院まで車で行くことができますが、ソンテウで行く場合は写真の山のふもとのロータリーが停留所となります。
所要時間の目安は、ソンテウ停留所から山のふもとの商店街まで10~15分、商店街から山を登って15分~20分で寺に行くことができます。
寺へ向かう道路を登って行く途中には、異常な程の猿がいます(写真はパイナップルを食べている猿です)。
結構、攻撃的な猿なので、手に食べ物を持ちながら登っていくのはやめましょう。
黄金の仏像が見えたら到着です。
前述写真の長い階段を上ると寺院があります。
海側からホアヒンの海と町並みを見下ろすことができるのは、おそらくココだけでしょう。
猿に怯えながら登っていく価値はあります(車が楽で安全ですが。。。)。
ワットフワイモンコンWat Huay Mongkol
ホアヒンにおいて多くの参拝客が訪れる有名なお寺がワットフワイモンコンです。
タイ南部において知らない人はいないと言われる高僧ルアンプートゥアットの巨大像が祀られています。
神聖なルアンプートゥアットのお守りは、自動車事故や強盗などの災難から保護する力があると信じられています。
ラーチャパック公園Rajabhakti Park
ラーチャパック公園は、タイの歴代大王7人の銅像がある公園です。ホアヒン市内の大通り国道4号線を南下した場所に位置しています。
- 営業時間: 8:00~18:00
- 入場料:無料
タイの王朝で「大王」と呼ばれる王、
- ラームカムヘーン(スコータイ王朝)
- ナレースワン(アユタヤ王朝)
- ナーラーイ(アユタヤ王朝)
- タークシン(トンブリー王朝)
- ラーマ1世(チャクリー王朝)
- ラーマ4世(チャクリー王朝)
- ラーマ5世(チャクリー王朝)
の銅像です。
この内、ラームカムヘーン、ナレースワン、ラーマ5世の3人がタイ三大王と呼ばれています。
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タイ王国の歴史と5大王朝を簡単に解説
タイの歴史をざっくりと5分でわかるようにわかりやすく解説します。古代時代もタイ各地に様々な国があったとされていますが、統一されて「王朝時代」となったのは1257年頃の「スコータイ王朝」が始まりとされて ...
カオヒンレックファイKhao Hin Lek Fai
カオヒンレックファイは、カオタキアップと並ぶホアヒン市街のビュースポットです。
カオタキアップが海側からのビューポイント、カオヒンレックファイは陸側からのビューポイントです。
カオヒンレックファイは、ホアヒン市街地から国鉄の線路を挟んで西側に位置しています。
ホアヒン ソイ70を直進し山道を登っていくと大きな駐車場に到着します(車で10~15分)。
ココにも猿がいっぱいいました。
「山のあるところ猿あり」です。
市内は快晴でしたが、丘の上からは少し霧がかっていました。
プラヤーナコーン洞窟(クーハーカルハット宮殿) Phrayanakhon Cave
プラヤーナコーン洞窟(クーハーカルハット宮殿)は、ホアヒンから南に約55kmの場所に位置しています。洞窟の隙間から日光が照らされたパビリオンが魅惑の雰囲気を感じさせてくれます。
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プラヤーナコーン洞窟(クーハーカルハット宮殿)の行き方や見どころ
プラヤーナコーン洞窟の見どころは、洞窟の隙間から日光が照らし出し、輝きを放っているパビリオンです。パビリオンは、「クーハーカルハット宮殿:Khuha Kharuehat (พระที่นั่งคูหา ...
ホアヒンビーチHuahin Beach
ホアヒンビーチは、白い砂浜がとても印象的なビーチです。
ホアヒンビーチは、「ホアヒン ソイ61」から行くことができます。
大通り(国道4号)からソイ61に入り、直進した突き当りが駐車場になっています。
駐車場から先は、海まで続く下りスロープになっています。
スロープ沿いに、海水用具やお土産を売っている店があります。
ホアヒンビーチに着くと、馬に乗ったおばちゃんがやって来ました。
50バーツで馬に乗って散歩をしたり、写真撮影をしてくれます(自分のカメラや携帯電話で)。
ホアヒンナイトマーケットHuahin Night Market
ホアヒンナイトマーケットは、ホアヒン ソイ72を大通り(国道4号)から国鉄線路沿いまでの2区間で開かれています。
18時位から設営、順次開店していきます。
小物、雑貨やブランド?バックのお店が多い印象です。
そして、ホアヒンナイトマーケットの目玉は、新鮮なロブスターとエビです。
屋台の奥がレストランになっていて、その場で食べることができます。
シカダナイトマーケットCicada Night Market
シカダナイトマーケット(実際の読み方はシケダマーケット)は、ホアヒン市街地から南側にあるナイトマーケットです。シカダマーケットは、中央部がレストラン(飲食店)となっていて、囲むように雑貨店が入っています。
アートと娯楽が楽しめる夜市というキャッチフレーズの通り、様々なモニュメントがライトアップされています。
シカダナイトマーケットは雑貨店がメインで、小道(ソイ)を挟んで南側にあるタマリンドナイトマーケットで食事をするのがベストチョイスだと思います。
タマリンドナイトマーケットは、様々な種類の飲食店が入っており、値段も安い為、満足すること間違いなしです。
シカダナイトマーケットは、市街地からは距離があるため、ホアヒン南側の高級ホテルに滞在する方には良いですが、市街地に滞在する方は、規模や活気からいって上記のホアヒンナイトマーケットに行く事をおすすめします。
シカダナイトマーケットへの行き方
シカダナイトマーケットへの行き方は、下記3種類です。
- 電車
- ソンテウ
- トゥクトゥク or タクシー
まず、電車ですが、ホアヒン駅の次の駅であるNong Kae(ノンゲー駅)で降りて細道を上がっていくと徒歩3分くらいで到着します。
しかし、電車の本数が極端に少ないこと(200番台の各駅停車しか停車しません:夕方・夜の時間帯はホアヒン17:50発のみです。帰りはありません。)と、駅というにはほど遠く(ホームも一部しかないので停車している間に、砂利の線路に降りるイメージです。)、タイの国鉄初心者にはかなり難易度が高いと思います。
次に、ソンテウですが、ホアヒンの市街地から大通り(国道4号線)を南北に走るカオタキアップ行きのソンテウで行く事ができます。こちらも本数は不定期で(イメージでは30分に1本程度)、ちょっと不安になるかもしれません(帰りはシカダナイトマーケットから道路を挟んで北側にバス停があります)。
最後に、トゥクトゥクやタクシーですが、正直高いです。片道200~300バーツは覚悟しておいた方が良いでしょう。
いずれにしろ、市街地から交通の悪さを考慮していく価値があるのかは、はなはだ疑問ではあります。一方で、タマリンドナイトマーケットは、食事処としてかなりおすすめですので、う~んかなり悩むところです。
ホアヒンの観光地図
ホアヒンまでの送迎車
バンコクから約200km車で片道3~4時間の距離にあるホアヒン。
滞在中のバンコクのホテルからホアヒンまでの貸し切りタクシーサービスのご案内です。
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ホアヒンの地図
ホアヒンは、バンコクから南西のプラチュワップキーリーカーン県に属し、タイ王室のリゾート地がある場所として有名で、タイ人や欧米人にも人気の観光地になっています。バンコクから比較的近い(3~4時間)場所に ...