ノンタブリーはバンコクのベットタウンとして多くの人が住んでいますが、MRTパープルラインが開通したことにより、より身近に行く事ができるようになりました。
バンコクから近いけどあまり知られていないノンタブリーの観光スポットについてご紹介します。
目次
ノンタブリーの観光地図
ノンタブリーの観光スポット
ワットスワンゲーオ Wat Suan Kaew
ワットスワンゲーオは、テレビにも出演している有名な高僧プラパヨーム氏(Phra Phayom Kanlayano)が滞在されているお寺です。
パヨーム氏が不在のときは、ガラーンとしていますので訪れる時間帯に気をつけましょう。
日曜日の朝8時~9時くらいに訪れるのがべストだと思います。
日曜日の朝8時頃に行くと、パヨーム氏が朝食を取っており、その朝食を食べている姿に対してお祈りをしているという不思議な光景が見受けられます。
当然の光景のように、お祈りの集会が始まるまでの時間帯にパヨーム氏の写真を撮影している方が多くいます。
8時30分頃から集団のお祈りが始まります。
白装束をまとったお寺の信者と私服の方が半々くらいです。
お祈りの広場の奥に進むと屋外型の仏殿があります。
仏殿でのお祈り方法は、下記の通りです。
- お賽銭を箱に投入する
- 一輪の花と線香&ろうそくセットを手に取る
- 線香&ろうそくセットを近くにある大きなろうそくで火を付ける
- 一輪の花と線香&ろうそくセットを両手をお祈りのように合わせて挟む
- 仏殿の周りを3周する
- 花を供えて、願い事をしながら線香を砂に差す
- 仏殿にお参りする
お寺の駐車場脇にお土産&タイの珍味屋さんがあったので、ピリ辛珍味を買って帰りました。
白飯にかけて、おかず無しで何杯でも食べられそうです。
ワットボロムラチャ Wat Borom Racha
ワットボロムラチャは、ノンタブリー県最大級で中華街にあるワットマンコン系列の中華系のお寺です。
なんでこんなところに?と思わせるほど辺鄙な場所にあるお寺ですが、壮大な建物は、タイのお寺とはまた違った雰囲気があり、一度は訪れたいお寺になります。
また、入口付近には厄年年齢表が置いてあり、厄払いのお寺としても有名です。
※バンコクのワットマンコン
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ワットマンコンカマラーワート(龍蓮寺)
ワットマンコンカマラーワートは、バンコクの中華街(ヤワラート)にある中華系のお寺です。タイ語でマンコン(มังกร)とはドラゴンの事で、中国語では龍蓮寺と書きます。バンコク最大の中華系寺院で、ノンタブ ...
駐車場側からの入口を入ると、多くの提灯が参拝者を出迎えてくれます。
夏祭りを思わせるような不思議な雰囲気がわくわく感をかきたてます。
靴を脱いで、中に入っていきます。
こちらの1階には、少し小さめのエメラルド像が祀られています。
また、ワットボロムラチャの敷地レプリカが飾られています。
王宮を思わせるような壮大な造りになっています。
そのまま、奥に歩いていくと2階に上る階段があります。
2階に上がるとフロアがオープンスペースになっています。
同階にお寺が1つと、その正面に本堂へと続く階段があります。
同階にあるお寺は中に入ることはできますが、撮影は禁じられています。
ちゃんと警備員まで配置されています。
本堂よりも重要な物が設置されているのでしょうか?
タイでよく見かける金運向上のお腹が出た仏像が真ん中に祀られていましたが、なぜ撮影禁止なのかが分かりませんでした。
是非調べてみて下さい。
さて、階段を上り本堂へと足を進めます。
本堂内には、(ワットマンコンと同じ)大きめの仏像が3体祀られています。
3体とも別の動作をしていてご利益を感じさせます。
ノンタブリーの観光として、まず第1に候補として挙げたい場所になります。
ワットサンカターン Wat Sangkhatan
ワットサンカターンは、ラマ5世橋でチャオプラヤー川を渡ってすぐの場所にある瞑想の地として有名なお寺です。
ガラス張りの本堂と彫刻が美しい木造建築の2つの建物が特徴的です。
タイ語でサンカターンとは、僧侶へのお布施のことで、主に「もの」や「調理しない食べ物」を指します。
ワットサンカターンは、木々の中にあるお寺で本堂であるガラス塔も森の中にあり、森林浴を楽しむことができます。
ガラス塔の周りは、特徴的な参拝所が複数あり、独特な雰囲気を醸し出しています。
本堂の周りも非常に特徴的です。
外側は蓮華(蓮)が飾られており、内側は謎の白い棒が覆っています。
本堂へ入ると立派な仏像が真ん中に祀られています。
そして、なによりもガラス塔内部に描かれている壁画の美しさは表現できません。
また、入口を守っている巨大な象の置物も見事です。
ガラス張りなので日光が差し込み、非常に開放的で、かつ、その利点を活かした造りはあまり類を見ません。
本堂を出て、入口(駐車場側)と反対の方(敷地の奥の方)へ歩いていくと、彫刻が彫られた木造建築物があります。
木造建築物へと続く道には、スリランカ(Sri Lanka)の写真が飾られているので、スリランカと縁の深いお寺なのかもしれません。
この木造建築物はお寺ではありませんが、中に入って見学する事ができます。
職人さんが年月をかけて作成したんだろうと思うと感動ものです。
また、正面には池があり、その周辺にも同様の木造建築物が見られます(写真右側など)。
チャルーム・カンチャナピセーク公園 Kanchanaphisek National Park
チャルーム・カンチャナピセーク公園は、プーミポン前国王の在位50年を記念(ゴールデンジュビリー)して建設された大きな公園です。
ノンタブリー県最大の水生植物や野鳥の生息地で、100種類近くの鳥が生息しています。
園内をぐるっと1周できる道が続いており、1周30分~1時間ほどの道のりのため、ジョギングをしている方々も見かけます。
バンコク近郊で気分転換に公園の散歩をお求めの方には絶好のスポットです。
チャルーム・カンチャナピセーク公園は、なんといっても池の中央に建設されているWimansarannawaminが見どころになります。
水面に反射する青色の建物が、噴水とともに、きれいに整備されたグリーンの芝から見る景色はとても清々しく感じます。
そして、Wimansarannawaminの正面チャオプラヤ川沿いには、式典を行うためのチーク材で造られ、金箔とガラスで装飾された建物があります。
園内にはチーク材で造られた休憩所が点在しておりますので、休みながらまわるのが良いと思います。
また、運動ができる器具や子供が遊べる遊具などが多数揃っており、お弁当を持ってピクニックなんか最高ですね。
チャルーム・カンチャナピセーク公園の脇には、ワットチャルームプラキアットウォラウィハーンという真っ白なチェディーとウィハーンがあるお寺があります。
そこの敷地内には、動物園で見るような不思議な鳥が放し飼いにされていました。
2回目に訪れたときはいなくなっていたので、10数匹いたのにどこ行った?と思ったのですが、運が良ければ見れるかもしれません。
ワットタキアン Wat Takien
ワットタキアンは、水上マーケットが併設されたお寺です。
また、テーマパークさながらのユニークなキャラクターが配置されており、子供連れの家族で楽しめる場所になっています。
お寺の入口には、2頭の向かい合った象が配置されています。
お寺の周りは、金色のチェディーが並んでおり、厳格なお寺の雰囲気があります。
敷地内に入ると一転して雰囲気が変わります。
代表的なキャラクターをご紹介します。
- あぐらをかいて眠ろうとするヤック
- カメラをぶら下げスマホで遊ぶヤック
- ご飯を食べるヤック
- ヘッドホンをかけ音楽を聞く猪八戒
などなど・・・
ホワイトタイガーとドラゴンは本堂下への入口になっており、どちらからも入ることができます。
入口は狭いので、頭をぶつけないように気を付けましょう。
本堂下は、謎の葉っぱが祀られています。
メインの参拝所がこちらの仏像になります。
仏像の前にある広場で、自分の誕生日色のろうそくを購入し、火をつけて水に浮かべます。
また、横の建物にはタイの民族衣装を着た女性のレプリカが飾られています。
そして、一番奥にワットタキアン水上マーケットがあります。
そこまで大きくないので、これを目当てで行くというのは違う気がします。
狭い場所に人が密集しているので、スリ等には気を付けましょう。
※ノンタブリーの地図
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ノンタブリー県の地図
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