ラーチャブリーは、タイの中部に位置する県で、カンチャナブリーとペッチャブリーの間に位置しています。
ラーチャブリーと聞いて、タイのどこら辺にあるかをすぐわかる方は、かなり上級のタイ通といって間違いないと思います。
タイ人の中には、〇〇チャブリーという名前の地域や道路名があった場合、「チャ」を言わない人もいます。
例えば、バンコク市内の「ペッチャブリーロード」は、「ペッブリーロード」と言ったりします。
同様に、このラチャブリー県も、人によっては「ラッブリー」と呼んだりしています。
タイ人にどこから来たの?と尋ねて、「ラッブリー」と返ってきたら、この「ラーチャブリー県出身」の可能性が高いでしょう。
目次
ラーチャブリーの観光地図
ラーチャブリーの観光スポット
ダムヌンサドゥアック水上マーケット
バンコク郊外にあるこの有名な「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」も実は、ラーチャブリー県のはずれに位置しています。
水上ボートに乗りながらの買い物は、良い思い出になる事間違いなしです。
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ダムヌンサドゥアック水上マーケットへの行き方
ダムヌンサドゥアク水上マーケットは、バンコクにある他の水上マーケットと違い、水上ボートに乗りながら買い物を楽しむというエンターテイメント型水上マーケットです。 ダムヌンサドゥアック水上マーケットの場所 ...
ワットノンホイ Wat Nong Hoi
ワットノンホイは、ラーチャブリー旅行では、必ず訪れたい観光スポットになります。
ラーチャブリー県でおそらく最も有名で、参拝客が多いお寺になります。
この、ワットノンホイは、小高い丘の上にあるためラチャブリーの市街を一望することが出来ます。
ワットノンホイには、このお腹が膨らんだ仏像が何体かあります。
そして、おへその所に穴が開いています。
皆さん、お祈りしてから、コイン(硬貨)をおへそにの穴に投げ入れていました。
そして、丘の上から見下ろす景色は絶景です。
是非、ラーチャブリーに行く際は行ってみて下さい。
カオグーストーンパーク Khao Ngu Stone Park
ラーチャブリーと言えば石灰岩で有名な街です。
天に突きあがるような石灰岩の山々は圧巻です。
私が訪れたことのある場所では、プーケット近くの「パンガー」がそれと似たような風景でした。
カオグーストーンパークの見どころは、さらに山を登った場所にあるらしいのですが、管理人は大量のサルが怖くて先に行けませんでした。
この写真は、カオグーストーンパークの入口付近にある「タームルーシーカオグー」という洞穴のお寺です。
中には、入ってすぐ真正面に仏像があり、さらに洞穴は奥へと続いていました。
ワットカオチョーンプラーン
ワットカオチョーンプラーンは、通称コウモリ寺と呼ばれており、百万匹のコウモリ(One million Bats)を毎日見ることができます。
夕方6時頃から1時間ほど洞窟から出てくる場面と、明け方5時頃に洞窟へ戻る場面を見ることができるそうです。
残念ながら、行った時間帯が悪く、見ることができなかったので、コウモリを見に行く方は17時30分頃から待機すると良いと思います。
コウモリを待っている間は、(外観は)立派なお寺がありますので、参拝したり、モニュメント前で記念撮影をすることができます。
ワットタムナム
ワットタムナムは、コウモリ寺(ワットカオチョーンプラーン)から車で10分ほどの所にある洞窟寺院です。
ワットタムナムは、その名の通り「水の洞窟寺」です。
全くと言っても良いほど知られていませんが、タイにある(名前だけ)有名な洞窟より数倍、神秘的で感動する鍾乳洞です。
なぜ有名にならないかと言うと、アクセスが悪く、かつ、非常にわかりづらいからです。
何も知らない人は、上記の写真にある「洞窟の入口」を見て、「さあ入ってみよう」とは誰も思わないと思います。。。
また、大通りから少し入った場所にあり、どこで曲がればよいのか迷うこと間違いなしです。
さらに、中途半端に舗装されていない道路では、お猿さんが我が物顔で居座っています。
アクセスの困難さを差し置いても、行く価値は十分にある洞窟です。
洞窟の下り階段を降りていくと、しっかりと舗装された道が出てきて、洞窟のイメージ(ゴツゴツした岩を進んでいく)とは違います。
池の上を道が続いています。
少し進むと、入口の薄暗い雰囲気から一転、ライトアップが見えてきます。
大きな鍾乳洞に囲まれて、さらにカラフルにライトアップされた空間は非常に幻想的です。
洞窟内は一方通行で、1周できる造りになっているので、進んだら最後、1周するまで戻れません。
1周する行程になっていることを知らないと、そろそろ戻ろうかと思い始めて引き返すと2倍の距離を歩くことになります。
1周約20~30分くらいで周ることができます。
中盤から後半に差し掛かったところで、鍾乳石に囲まれた仏像を参拝することができます。
それにしても、洞窟内は立派な鍾乳石が至る所に広がっています。
鍾乳石は、1cm伸びるのに100年かかると言われていますので、考えるだけでもただただすごいと思うしかありません。
洞窟内は、最後の最後までライトアップされていますので、飽きることがなく巡ることができるでしょう。
カオビン洞窟 khao bin cave
カオビン洞窟は、洞窟内の面積が8,000m2(5ライ:タイの面積単位で1ライ=1,600m2)にも及ぶ広大な鍾乳石洞窟です。
洞窟内は、8つの広場で構成されており、各エリアが神聖なものの集まる場所とされ、全てを巡ると祝福され、幸福になり、病気から解放されると信じられています。
駐車場近くには、小さな商店とお土産屋があります。
池の方へ向かって進んでいきます。
洞窟入口付近にチケット売り場があります。
入場料は20バーツです。
轟轟しい階段を降りていくと洞窟に到着します。
中は、通路に沿ってライトアップされているものの、ワットタムナムほどのイルミネーションはありません。
しかしながら、これぞ鍾乳洞というべき巨大な鍾乳石が並んでいます。
鍾乳石のシャンデリアという表現が合っている気がします。
見事なまでに壮大で、広大な鍾乳石は感嘆の連続です。
しかも、つららの先からは水が滴っており、現在進行形で形成されているのがわかります。
チケット売り場の近くには、羊さんがたくさんいて、触れ合うことができます。
また、近くで餌も販売しています(20バーツ)。
チュラロンコン橋 Chulalongkorn Bridge
チュラロンコン橋は、タイの最高峰の大学と同じ名前を持つ橋です。
1901年に建設されたと書いてあり、歴史ある橋なのですが、あまり行く事はおすすめしません。
その理由は、この橋付近で爆発が起きたというニュースを何回か聞いているからです。
実際、私が訪れた翌日に、爆発事件が起きたとの事です。
それと、このチュラロンコン橋駅近くは、ゴミを漁ったりする人を見かけたりとあまり治安は良くなさそうでした。
「撮り鉄」の方は、絶好の撮影スポットであることは間違いないので、自己責任でお願いします。
ちなみに、チュラロンコン橋駅は、橋の南側(ラチャブリー駅側)にあります。
かなり分かり辛い場所にありますので、南側にあるという信念を持って探してみましょう。
※ラーチャブリー県の地図
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ラーチャブリー県の地図
ラーチャブリー県は、タイ中部に位置しており、ナコンパトム県、カンチャナブリー県、サムットサコーン県、サムットソンクラーム県、ペッチャブリー県と県境を接しています。また、ミャンマーとも国境を接しています ...