ワット・ウィーラチョート・タンマラームは、バンコクとの県境、チャチュンサオ県側にある美しいお寺です。
当寺院の住職の師匠のあるお寺「ワット・チャンタラーム(ワット・タースン)」に倣って建造されたため、バンコク近郊で美しい「ガラス寺院」を拝見することができます。
「原宿タイランド」などがあるノーンチョーク地区から近いので併せて訪れてはいかがでしょうか。
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ワット・ウィーラチョート・タンマラームとは?

「ワット・ウィーラチョート・タンマラーム」は、チャチュンサオ県とバンコクの県境にあるお寺です。
「ワット・ウィーラチョート・タンマラーム」の住職である「オーンアート・アパグロ氏」の経歴は下記のとおりです。
「ワット・バンナー・ノークの住職」「ワット・トライミットの住職」「ワット・トライミットの副住職」を経て「ワット・ウィーラチョート・タンマラーム」の初代住職となります。
名前の由来は、「ウィーラタバロ氏」と「チョーティバニョン氏」の2人の名前から来ています。
「ウィーラタバロ氏」は、ウタイターニー県のガラス寺院「ワットチャンタラーム」の元住職の名前で「オーンアート・アパグロ氏」の師匠です。
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そして、「チョーティバニョン氏」は、「ワット・ウィーラチョート・タンマラーム」の土地を寄付した人物です。
バンコクの「ワットサケット」の元住職「ソムデット・プラ・プッタチャン氏」により名づけられました。
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「ワット・ウィーラチョート・タンマラーム」案内
「ワット・ウィーラチョート・タンマラーム」の敷地図です。
- ラッキー卵のパビリオン
- ルアンポー・トー・タンジャイの像
- ルアン・ポー・トーンカムのレプリカ
- ルアンポー5兄弟のガラス寺院
- プラプッタチンナラート生誕100周年
- ルアンポー・ゲーン・ライ・マーテマーの像
- エレファント・キャンプ
- ルアンポー・ルーシー・リングダムの像
- ナーガ公園
8番側に駐車場の図がありますが、基本的には1・2番側が入り口になります。
1・2番側にも駐車場があり、お寺に向かって行く大通りは1・2番側に面しています。
大通りから、お寺の敷地に入るすぐ手前で右折すると8番側の駐車場に駐車することもできます(1・2番側が無難です)。

写真は「ワット・ウィーラチョート・タンマラーム」の入り口になります。
右側奥に見える門が入口で、横に十数体の仏像が並んでいます。
道の反対側が駐車場になるのですが、駐車場側にも同様に仏像が並んでおり、道を挟んで向かい合っています。
「ワット・ウィーラチョート・タンマラーム」の見どころは、上記の4番、6番、7番になります。

最初に「ルアンポー5兄弟のガラス寺院」を紹介します。
「ワット・ウィーラチョート・タンマラーム」の「ルアンポー5兄弟」は次の僧侶のことになります。
- ルアン・ポー・ソートーン(ワット・ソートーン)チャチュンサオ
- ルアン・ポー・トー(ワット・バンプリー・ヤイ・ナイ)サムットプラカーン
- ルアン・ポー・ワット・ライ・キン(ワット・ライ・キン)ナコンパトム
- ルアン・ポー・バンレーム(ワット・バンレーム)サムットソンクラーム
- ルアン・ポー・トーン(ワット・カオ・タクロー)ペッチャブリー
上記僧侶のうち、「ルアン・ポー・ソートーン」「ルアン・ポー・トー」「ルアン・ポー・バンレーム」は、特に3兄弟として有名です。
アユタヤ時代に、ミャンマーからの侵攻を受け、黄金の仏像を隠すためにイカダに載せていたところ、漂流して3体の仏像がそれぞれの地に流れ着いたという伝説があります。
このたどり着いた3か所の周辺に繁栄をもたらしたことから、崇拝に訪れる人に富と繁栄をもたらすとされています。
建物内は、ワットタースンを模したガラス寺院になっています。
本家と比べてしまうと見劣りしますが、通常の寺院では体験できない美しい光景を見ることができます。

「ガラス寺院」の横では、象と触れ合うことができます。
- 餌をあげる:50バーツ
- 象の下をくぐる:99バーツ
「象の下をくぐる」とはどこまでやらせてもらえるのかわかりませんが、本当にくぐれるならかなり貴重な体験になることでしょう。
片足が鎖でつながれているとはいえ、近くで見ると迫力満点です。

最後に「ルアンポー・ルーシー・リングダムの像」です。
「ルアンポー・ルーシー・リングダム」は、本家本元のガラス寺院「ワット・タースン」の元住職です。
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私が訪れたときは、まだ工事中でしたが、完成したとのニュースがやっていました。
全体の雰囲気がわかるYouTubeがありましたので、視聴したら行きたくなること間違いなしです。