アントン(アーントーン)はタイ中部の県で、アユタヤとシンブリーの間に位置しています。
バンコクから約120kmで、アユタヤの北隣の県ですが、日帰りするには少し忙しい微妙な場所に位置しています。
今年2月に泊りがけでアントンに行ったのを忘れて、9月に再度、アントンに行くためだけに泊りがけで訪れました。世界広しといえど、年に2回もアーントーンに行くためだけに、旅行する暇人はそういないのではないでしょうか?
アントンは、陸の孤島スパンブリーからサラブリーやロッブリーに行く交通の要所になっています。
目次
アントンの観光地図
アントンの観光スポット
ワットトンソンWat Ton Son
ワットトンソンは、アントン市内中心部にあるお寺です。
立派な本堂があるのですが、このワットトンソンへ行く人の多くは、動物と戯れるために訪れます。
ワットトンソンの本堂から川(チャオプラヤー川)の方に向かいます。
1本道なので迷うことはないと思います。
突き当りに、写真のような道案内板があります。
- まっすぐ、林の間を抜けていくと鳥広場があります。
- 右に道なりに進んでいくと亀広場があります。
先ほどの道案内板から、木々の間を約1分歩くと川沿いの遊歩道に出ます。
そのまま、川方面に階段を降りていくと鳥広場に到着します。
川沿いの小屋はエサ売り場になっています。
袋に入ったカラフルな玉を見たことがある方もいると思いますが、これは魚のエサです。
トリにあげても大丈夫ですが、店のカウンター付近にパンも販売されています。
また、店の中央には「お布施ロボット」がワーワーと騒いでいます。
エサ売り場の小屋の川沿いは、カウンターになっていて、コーヒーを飲みながら魚にエサをあげることができます。
また、小屋の入口側には、アヒルやカルガモなどのトリがエサを待っています。
かなり、癒される事間違いなしです!!
道案内の看板から右側に道なりに約2~3分ほど歩くと亀広場に到着します。
ご覧ください、この数の亀を!!
水槽は2か所に分かれており、合計するとおそらく100匹を超える亀がいます。
入口付近にエサ売り場があります。
メロンが一皿20バーツで販売されていて、串を使って亀にエサをあげることができます。
ワットムアンWat Muang
ワットムアンは、タイで一番大きい仏像があるお寺として有名で、その高さは93mにもなります。
このワットムアンは、アントンを代表する著名人である高僧ルアンポーカセムにより建立されました。
写真は完全に逆光なので、金の大仏が伝わらないのが残念です。
ちなみに、こちらが2月に訪れた時の工事中の大仏です。
こちらの方が、鮮やかに撮れていますね。
この大仏が、金色になったとイメージしてください。
お寺の近辺が田んぼの為、幹線道路からも大仏を見ることができます。
幹線道路沿いにあるコーヒー屋さんから、田んぼと大仏を撮影できる名スポットがあります。
大変混雑していたので、行きませんでしたが記念の1枚になること必至ですので是非訪れてみて下さい。
(写真は、そのコーヒー屋の近くの幹線道路から撮影したものです)
また、ワットムアンは地獄寺としても有名です。
地獄をモチーフにしたオブジェと、戦闘をモチーフにしたオブジェが半々くらいでしょうか。
グロ専門の方は、スパンブリーの地獄寺などをおすすめします。
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スパンブリー県のおすすめ観光スポット
スパンブリーはタイ中部の県で、アユタヤとカンチャナブリーという日本人にはおなじみの場所に挟まれています。このスパンブリーで有名な観光場所は、何と言っても「ドラえもん寺」と「地獄寺」です。しかし、この両 ...
そして、こちらの銀のお寺にも入ることをおすすめします。
銀のお寺の中は、鏡張りになっていて、美しい光景を見ることができます。
また、仏像の他にもガネーシャ像が配置されています。
本家本元の、鏡張りのお寺は、ウタイターニー県にあるワットタースンが大きくて有名です。
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ウタイターニーの観光スポット
ウタイターニーは、ナコンサワン県のすぐ南にあり、北部地方に属しています。ウタイターニーはチャオプラヤ川と共にあると言っても良く、市街地周辺はチャオプラヤー川を渡る橋や、川に沿って道が通っている一方、す ...
ワットクンインタプラムーンWat Khun Inthapramun
ワットクンインタプラムーンは、タイでトップ5に入る大きさでバンコクのワットポーよりも大きい全長50mの巨大涅槃仏があります。
こちらもワットムアンの大仏が完成したことにより、多くの観光客(参拝客)が訪れていました。
こちらが足側から撮影した写真になります。
巨大涅槃仏は、どこから撮影しても全体をうまく撮ることができませんね。。。
巨大涅槃仏の周りに柱が立っていますが、これはかつてアユタヤ王朝時代に火災により焼失してしまった仏殿の名残です。
ワットクンインタプラムーンの巨大涅槃仏を正面に見て、右側にレンガ造りで長い年月の末に木と融合した祠があります。
祠の中には、仏像がおさめられていて、多くの方が参拝していました。
祠が木で覆われているお寺は、サムットソンクラーム県にある「ワットバーンクン」が有名なので(小さいお寺ですが。。。)、ぜひ訪れてみて下さい。
(こちらも、ブログをまだ記事を作成していませんでした。近日、公開予定です。多分。)
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サムットソンクラームの観光スポット
サムットソンクラームは、バンコクからホアヒンに向かう途中にある県で、タイで一番小さい県です。その面積は、島であるプーケットより小さく、東京都の5分の1程度しかありません。サムットソンクラームという名前 ...
ワットターイットWat Tha It
ワットターイットは、市内中心部からワットクンインタプラムーンへ向かう途中にあるお寺です。
黄金に輝く10階建てのお寺ですが、幹線道路から奥まったところに建っており、かつ、入口が非常にわかりづらい為、気付かずに通り過ぎてしまう方がほとんどだと思います。
中の管理人?の方に、外の階段から登って行けるよと言われて、試みてみましたが、しんどくて2階まで上がって諦めました。
外から写真を撮る程度で十分だと思います。
ワットシーローイWat Si Roi
ワットシーローイは、ワットムアンと同じアーントーン県ウィゼットチャイチャン区(Wiset Chai Chan)に位置しています。
このワットシーローイにも写真のような巨大大仏がありますので、大仏マニアの方はぜひ訪れて下さい。
左下をよく見ると、サルが参拝しています。
また、巨大大仏の台座は、木を模した造りになっており、台座部分には数匹の猿や鳥が彫られています。
さらに、お寺の入口付近には、ナレスワン時代(アユタヤ王朝時代)にビルマ軍とたたかった「戦士」の銅像が建っています。
※アントンの地図
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アントン県の地図
アントン(アーントーン)県は、バンコクの北、アユタヤの北隣に位置しています。アントン県の中心にはチャオプラヤー川、県西部にはノイ川が流れ、肥沃な土地を形成しています。そのため、「黄金の器」を意味する「 ...