本サイトには広告・プロモーションが含まれています。

ナコンパトムにある大きなラーフ神を崇拝できるお寺「ワットシーサトーン」

ナコンパトム ワットシーサトーン

ナコンパトムにある大きなラーフ神を崇拝できるお寺「ワットシーサトーン」を紹介します。

「ワットシーサトーン」は、ラーフ像の崇拝場所として有名ですが、絶景の庭園も見どころです。

バンコクからナコンパトムへ向かう幹線通り沿いにあるので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

広告

タイのラーフ神とは?

ナコンパトム ワットシーサトーン ラーフ神
ワットシーサトーン ラーフ神

タイのラーフ神は「พระราหู:プララーフー」と呼ばれ、「黒い巨大な体で、両手で球体を挟み込み、食べている」姿をしています。

人間は、パラノーマル(超常現象)のような説明や理解ができないものに対して、恐怖を覚えます。

ひと昔前の人々にとっては「日食」や「月食」も理解できるものではありませんでした。

よって多くの国では、「天界の獣が太陽(月)を食いつくす」という伝説がよく語られています。

タイでは、日食(月食)は「พระราหู:プララーフー(ラーフ神)」が太陽や月を食べる現象であると語り継がれることとなりました。

タイの占星術では、「ラーフ神」は「変化と災害の神」とされています。
太陽や月を食べるように、悪いもの(病気・事故・災害等)を食べて解放してくれるとされています。

「運気が下がった」、「運が悪い」と感じたら、厄除けにラーフ神にお祈りしてはいかがでしょうか。

「ワットシーサトーン」 の歴史と見どころ

「ワットシーサトーン」 の歴史は、現王朝「チャクリー朝」の初代国王である「ラーマ1世」治世下で建立されました。

情報
バンコクの市柱(サーンラックムアン)
ラタナコーシンについて解説

レストランやホテルの名前に使われている「ラタナコーシン」って何?と思った方も多いと思います。タイの歴史や地理を勉強している方なら「ラタナコーシン朝」「ラタナコーシン島」などの名前も聞いたことがあるかと ...

「ラーマ1世」が行った有名な出来事として「バンコクへの遷都」と「ワット・プラケーオ(エメラルド寺院)の建立」があります。

この「ワット・プラケーオ(エメラルド寺院)の建立」に当たって、「ビエンチャン(ラオス)」から「ワット・プラケーオ(エメラルド寺院)」へ「エメラルド仏」が移送されました。

エメラルド仏の移送に伴い、ビエンチャンの住人もタイへ移住し、ターチン川西岸(「ワット・シーサトーン辺り」及び「ワット・クラーン・クーウィアン辺り」)に定住しました。

ラオス人が定住した地域は「バーンフアトーン」と呼ばれ、地域社会が拡大するにつれて「ワット・フアトーン」という寺院を建立しました。

その後、「ターチン川」から「プラパトムチェディ」へつなぐ運河が開通すると、そのお寺の地域は「ナコンチャイシー郡シーサトーン」エリアの管轄となり、「ワット・シーサトーン」と改名することになり現在に至ります。

観光
ナコンパトム プラパトムチェディ
世界一高い仏塔プラパトムチェディ

世界一高い仏塔であるプラパトムチェディは高さ120.45メートル、直径65メートルを誇り、バンコクの西隣ナコンパトム県の市街地中心部にあります。プラパトムチェディは、4世紀ごろ現在のスパンブリー県、ナ ...

「ワット・シーサトーン」はラオス人コミュニティから徐々に成長し、「ルアンポー・ノーイ・ナワラット氏」が住職の時代にラーフ神を復興させ、「ワット・シーサトーン」を「ラーフ神」のお寺として有名にしました。

ナコンパトム ワットシーサトーン 敷地内
ワットシーサトーン 敷地内

タイのお寺とは一線を画す造りとなっており、立体性に富んでいます。
お寺というより、美術館と行っても過言ではないと思います。

敷地も目に鮮やかで、なんでこんなへんぴな場所にと思わざるを得ません。
バンコクから国道4号をナコンパトム市街地に向かう途中に位置しておりますので、ぜひ立ち寄りたい場所になります。

広告